マネックス証券は米国株の取り扱いが豊富なことから、人気のあるネット証券です。
また、マネックス証券で人気なのは無料で使える「マネックス銘柄スカウター」というツール。
このツールでは、業績分析にかかる時間を短縮でき、投資にかける時間を節約できます。

実際、僕も使っていますが、これまで数十分かけてまとめていたのが、ものの数分で完了することはザラにあります!
とはいえ「興味はあるけど、実際にどのように活用すればいいのか分からない…」と、悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで今回はマネックス証券の銘柄スカウターの基本情報や使い方を分かりやすく解説していきます。
- マネックス証券の口座開設のみ!
キャンペーンも随時実施中!気になる方は「マネックス証券のキャンペーンの解説記事」で画像付きで解説しています!


この記事を書いた人:末友 浩基
製造業を経て2022年に金融ライターとして独立。
積立投資や高配当株投資など、実体験があるからこそ得られる知識を使い、読みやすく分かりやすい記事を執筆しています。
銘柄スカウターとは


「銘柄スカウター」とはマネックス証券の口座開設をすると利用できる銘柄分析ツールのこと。
投資家の間でも評判の良い分析ツールとして知られています。



多くの投資家が銘柄分析ツールとして利用しているんだよね!
銘柄スカウターでは、以下のような情報をもとにした分析が可能です。
- 過去10年以上の長期業績をグラフ表示
- PERやPBR、配当利回りを最長5年間グラフ表示
- バランスシート(貸借対照表)をグラフで表示
このサービスは「日本株、米国株、中国株」において利用できますよ。





それぞれツールが分かれているから注意が必要だよ!
銘柄スカウターのおすすめポイント7選





銘柄スカウターって何がそんなにいいの?
ここからは銘柄スカウターのおすすめポイントを7つ紹介します。
以下で詳しく解説します。
①四半期ごとの業績が閲覧できる
決算短信で業績を見る場合、四半期の決算が合算されます。
第一四半期の内容が良かったのか、第二四半期の内容が良かったのか判断するにはエクセルなどにまとめて置く必要がありました。
ただ、マネックス証券の銘柄スカウターでは、四半期ごとの業績を閲覧できます。





自分でまとめる必要がないから時間を節約できるね!
②過去10年分の業績をスクリーニングできる
銘柄スカウターは、スクリーニングの期間を3年・5年・10年から選べ、10年分の業績をスクリーニングできます。
スクリーニングの条件には、「成長率」や「連続増収年数」、「利益率」などが用意されています。





過去10年間、売上高が成長してきた企業を検索できるから投資対象となりやすい銘柄を選べるね!



僕も実際に、このスクリーニングを使って投資判断しています!
直近のニュースが良くても年によって大きく減益していたりすると投資を見送ります。
③過去の株価指標推移が見られる
過去のPERやPBRを調べるには、エクセルなどから過去の数値を出す以外に方法がほとんどありません。



けっこう面倒なんだね。
ただ、銘柄スカウターを利用すると、推移が出てきます。


PERやPBRは株価の割安指標を示しますが、銘柄によって特徴が出ます。
たとえば、今回紹介してる銘柄だと予想PERは10倍超と高めですが、過去の平均から見ると低い位置にあることが分かります。



全体の平均も大事だけど、その銘柄が今割安なのかどうかも大切だね!
この推移を簡単に出せるのが銘柄スカウターの魅力です。
④アナリスト予想の推移が見られる
銘柄スカウターでは、アナリスト予想の推移も見れます。


オレンジは来期の予想
緑色は今期の予想
プロのアナリストがどのように業績を判断しているのか確認できます。
もちろん、アナリストの意見を鵜吞みにするのではなく、プロはどこに目を付けているのかなどの考え方を学んでいきましょう。
⑤貸借対照表の内訳を表示できる
貸借対照表もビジュアルで簡単に確認できます。





貸借対照表の内訳からビジネスの特徴が読み取れるので、企業分析で利用してみるんだワン!
左上にある「時系列推移」では、過去5年分の貸借対照表も確認できます。
有利子負債の推移もチェックできるので、ぜひ利用してみてください。
⑥理論株価を見れる
PERやPBRを基準に、理論株価を算出できます。


投資家の中にはPER〇倍になったら株価は〇〇円になる!と計算して売買の判断をする方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、マイ理論株価計算機です。
基準となるEPSや成長率などを入力すると、あなただけの理論株価を計算できます。
⑦上方修正・下方修正した銘柄を検索できる
業績修正を発表した企業を検索できる機能もあります。
企業が発表した業績予想により、発表した次の日の株価に大きく影響を与えます。
「業績修正を探す」という新機能が銘柄スカウターに導入され、業績を見直した企業の情報へのアクセスがより容易になりました。


さらに、この機能は検索結果を一覧表示し、修正が上か下かを明確に示すという便利な特徴も備えています。
これにより、より深い分析と意思決定が可能になりました。
マネックス証券の銘柄スカウターの評判





銘柄スカウターを実際に利用している方の評判や口コミが気になるなぁ…
ここでは実際に「銘柄スカウター」を利用している方の口コミをまとめていきます。
インターネット上で「銘柄スカウター」の評判を調べると、次のような意見が多いようです。
- 取引ツールが使いやすい!
- ツールを使うためだけに口座開設した!
- どんどん進化し、分析がしやすくなる!
Twitterの評判を見る(クリックで詳細を確認)
また、マネックス証券では以下のような口コミもありました。
- 毎月の積立投信で購入額に応じて貰えるポイントが1.1%と他の証券会社と比べても今現在トップであること。
- 大手証券会社に比べて取り扱い商品がかなり少なく商品を選定するのが難しいこと。
- 自宅や外出先から、インターネットを通じて気軽に取引可能なところ。
- 取引所の営業時間に制約されずに24時間取引できること。
- インターネット接続が必要なところ。インターネット接続が不安定な場合や、一時的な接続障害が起きた場合には取引が制限される可能性がある。
- マーケットボードの画面がほどよく色分けされていて、非常に見やすい。
- チャートもわかりやすい。
- 他の証券会社と比べるとやや手数料が高いように感じる。そのため、スキャルピングやデイトレードなどの短期投資には不向きだと思う。
- 完全抽選でIPOの抽選があって当たりやすいのが良い。
- 銘柄スカウターが無料で使えるのも素晴らしい。
- 米国株の取り扱いが多くて投資しやすいのも良い。
- 国内株式での手数料がほかのネット証券と比べて安くはない。
- 株や為替の取引ツールは概ねわかりやすく使いやすい。
- 銘柄の検索、情報分析ツールが大変優秀。自分の希望に合った銘柄を探すのに苦労しない。
- 株の信用取引手数料は以前より安くなってはいるが、現物や定額コースでは依然として他業者と比べて不利な点が多い。
- マネックスが発行しているクレジットカードでの積立による還元率が高いこと。 他社と比べても高いのは魅力。
- マネックスポイントの利用価値が少ないこと。 買い物や携帯料金の支払いなどの普段使いができないので不便に感じている。
- IPOは完全に平等抽選なため、資金力にかかわらず一定の当選比率が確保されている点。
- 投資信託のラインナップが多く他のネット証券で取り扱いしていない商品があったりする点。
- メリットの裏返しで、IPOなどは平等抽選のため資金力のある人は他の証券会社を利用した方がよい。
- 外国株式の利便性やPO・債券のラインナップは弱い。
- 米国株の取り扱いが他の証券会社より多く、手数料も安い。
- IPOの取り扱いが多く比較的当選しやすいと感じている。
- マーケット情報が詳しく勉強になる。
- スマホもPCもサイトが見にくくチャートを見るのも不便。
- 日本株の売買手数料が他の証券会社よりも高い印象。
- アプリが初心者に向けて親切設計なのが良い。一覧にしてくれることで欲しい情報をスムーズに確認しやすい。
- NISAで外国株に挑戦しやすいのも良い。取引の際に手数料分のキャッシュバックがあり、実質無料の扱いになるところも良い。
- 提供するツールのマネックストレーダーについて。これは内容自体はありがたい物だが、動作が重くストレスとなる。PC版が特に重い。
- 大手証券会社であることで、安心感がある。
- ネット証券なので手数料が格安。
- 独自の投信がパフォーマンスが良い。
- 取引でポイントがもらえるがあまりメリットを感じない。
- IPOも当たりにくい。



評判や口コミを調査して銘柄スカウターの人気ぶりがわかったワン!
銘柄スカウターの使い方


ここからは銘柄スカウターの使い方を紹介します。
以下で詳しく解説します。
パソコンでの使い方
まずはパソコンでの使い方を紹介します。
マネックス証券の公式ウェブサイトにアクセスし、ログインします。
メイン画面から「投資情報」→「ツール」を選択します。


「銘柄スカウター」が出てくるので、ログインを選択してください。


マネックス証券のログインが完了したら、銘柄検索をしたり決算スケジュールを読んだりして投資情報を収集しましょう。



さっき紹介したおすすめポイントから、何を検索したいのか決めてみよう!
スマートフォンでの使い方
マネックス証券の公式アプリをダウンロードし、ログインします。
アプリはGoogle Play StoreやApple App Storeからダウンロード可能です。
アプリのメイン画面の右上にある「MyPage」を選択します。


下にスクロールすると「銘柄スカウター」が出てくるので、タップしたら利用できます。


以上が基本的な使い方となりますが、詳細な操作方法や機能についてはマネックス証券の公式ウェブサイトやアプリ内のヘルプ・FAQをご参照ください。
マネックス銘柄スカウターを使うには口座開設が必要





キャンペーンが豊富なマネックス証券で投資したいけど、口座開設方法が分からない…。
マネックス証券はオンラインと郵送のどちらかで口座開設が可能です。



オンラインは最短翌営業日に開設できるからおすすめだよ!
オンラインで口座開設するときの具体的な手順は、大きく分けて以下の5ステップ。
- マネックス証券公式サイトにアクセスする
- メールアドレスを登録する
- 申し込みフォームを入力する
- 本人確認を行う
- マネックス証券へログインする
複雑な手続きは必要なく、画面の指示に従って入力を進めれば口座開設は完了です。
マネックス証券とは?


「マネックス証券」は2023年6月時点で総口座数が222万件を突破した、大手ネット証券です。



SBI証券や楽天証券に次ぐ規模ね!
「未来のMONEY。次世代におけるお金との付き合い方をデザインして、提供していこう。」という考えを元に、MONEYの「Y」の1文字前である「X」を使って、「MONEX」と名付けられました。
マネックス証券の基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | マネックス証券株式会社(Monex, Inc.) |
株主 | ドコモマネックスホールディングス株式会社 |
NISA・つみたてNISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
口座開設件数 | 約272万件(2025年4月時点) |
取扱商品 | 日本株・外国株・投資信託・ETF・ワン株・FX・先物・オプション・金・プラチナ・債権など |
米国株取扱数 | 5,000件超(個別株式・ADR・ETFの合計。含む売りのみ) *2025年4月時点 |
公式サイト | https://www.monex.co.jp/ |
初心者から経験者まで幅広いニーズに応えられる、豊富な取扱商品を揃えていますね。
銘柄スカウター以外にもマネックス証券は魅力がある





マネックス証券の他の機能はどんな感じなの?
マネックス証券は銘柄スカウターだけが魅力ではなく、投資初心者にも使いやすいネット証券だと言えます。
それぞれ確認していきましょう。
①クレカ積立で積立額の1.1%が還元される
マネックス証券ではNISAやつみたてNISA口座を使って「クレカ積立」ができます。





クレカ積立はポイントが貯まって普通に投資するよりもお得なんだよね!
「マネックスカード積立」の最大の利点は、ポイント還元率が1.1%な点です。
この還元率は、主要ネット証券(※)のクレジットカード投信積立サービスのうち最大となります。
※2022年9月8日現在、マネックス証券調べ。主要ネット証券は三菱UFJ eスマート証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券を指します。
以下は、他のクレカ積立サービスのポイント還元率と比較した表です。
証券会社×クレジットカード | ポイント還元率 |
---|---|
マネックス証券×マネックスカード | 1.1% |
SBI証券×三井住友カード | 0.5% |
楽天証券×楽天カード | 0.5% |
マネックスカード積立は他のクレカ積立と比べて、ポイント還元率が最大ということが分かります。
対象となるクレジットカードは初年度年会費無料のうえ、ポイント還元率も1.1%と業界最高水準なので、今後ますます人気が出そうですね。
②株を貸して金利を受け取る「貸株サービス」
貸株サービスとは、投資家が保有している株券などを証券会社に貸し出して金利を受け取れるサービスです。
証券会社は、投資家から借りた株券などを他の投資家などに貸し出し運用します。


マネックス証券の貸株サービスなら、高水準の貸株金利が受けれる上に、以下のようなメリットも。
- 株主優待・配当金自動取得
- 代用有価証券も貸し出し可能
- 都度の貸し出し設定が不要
- 貸出中でも売却が可能
- 受取金利のシミュレーションができる



長期保有するなら貸株サービスの利用もおすすめだワン!
➂ロボアド「ON COMPASS」を利用できる
ON COMPASSは投資一任型のロボアドバイザーです。



ロボアドバイザーってどんなものだっけ?
「ロボアドバイザー」とは人工知能(AI)を活用して、手間や時間をかけずに投資できる資産運用サービスで、投資初心者から人気です。
ロボアドバイザーは手数料の高さから敬遠されがちですが、ON COMPASSなら年率0.9775%程度(税込)となっています。
なるべく手間をかけずに投資したいと考えている方は、手数料がお得なこの機会にぜひ試してみましょう。
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【まとめ】マネックス証券の銘柄スカウターは優秀!





マネックス証券の評判やユーザーからのイメージがよくわかったね!
マネックス証券の基本情報や評判・手数料について、評判とともにお伝えしました。
最後に本記事において重要なポイントを3つまとめると、以下のとおりです。
- 銘柄スカウターは過去10年以上の長期業績をグラフ表示できる
- PERやPBR、配当利回りも見れる
- マネックス証券は銘柄スカウター以外にも便利なツールがある



充実したツールやセミナー、投資情報なども人気なんだね!
銘柄スカウターは口座開設さえしていれば無料で利用できます。
メインではなくサブの証券会社として活用してみるのもおすすめですよ。