【企業インタビュー&セミナー動画】YouTubeで公開中!

新日本科学(2395)第2四半期決算で売上高18.1%増の大幅増収。欧米受注62.1%増、受注残高は過去最高

11/7ピックアップニュース

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

株式会社新日本科学(2395)は、11月7日に「2026年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。

新日本科学は、医薬品開発業務受託機関(CRO)として、非臨床試験から臨床試験まで幅広く手がける企業です。霊長類(NHP)を用いた非臨床試験では国内最大手の実績を誇ります。

今回の第2四半期決算では、売上高は大幅増収、利益は減益となりました。

第2四半期累計期間の業績は以下の通りです。

2025年3月期第2四半期2026年3月期第2四半期増減率
売上高12,50814,766+18.1%
営業利益8049△38.4%
経常利益1,8291,627△11.0%
親会社株主に帰属する中間純利益1,3311,061△20.3%
1株当たり中間純利益31.9725.48
決算短信より
※単位は百万円

売上高は前年同期比18.1%増の147億66百万円と大幅な増収を達成し、中間期として過去最高を更新しました。

一方、営業利益は前年同期比38.4%減の49百万円と減益となりました。

減益の主な要因は以下の通りです。

減益要因影響額
NHP輸入に伴う一時的な会計影響△670百万円
新社屋研究棟の減価償却費増加△424百万円
Satsuma社の事業化経費増加△113百万円
※NHPの会計処理は今期下半期から変更し、今後影響はなくなる見込み

一方で、主力のCRO事業は好調に推移しています。

非臨床事業の受注状況は以下の通りです。

金額前年同期比
受注高157億87百万円+3.1%
 うち欧米受注59億22百万円+62.1%
受注残高(9月末)364億86百万円過去最高

配当は中間20円、期末予想30円の年間50円を維持します。通期業績予想に変更はありません。

詳細は同社IRニュースをご確認ください。

企業情報・株価

企業名株式会社新日本科学
市場・証券コード東証プライム・2395
時価総額約603億円
PER・PBR16.99倍・1.70倍
11月6日終値1,450円
1か月前の株価(10月6日終値)1,720円
※2025年11月7日時点

ひとこと

新日本科学の第2四半期決算は、売上高が18.1%増で中間期として過去最高を更新しました📈

営業利益は一時的な会計処理の影響などで減益となりましたが、本業のCRO事業は好調で、欧米顧客からの受注が62.1%増と大幅に伸長しています💪

受注残高は過去最高の364億86百万円に達し、今後の業績拡大が期待できそうです。

配当も年間50円を維持し、株主還元にも配慮した経営姿勢が評価できます✨

メルマガバナー

かぶリッジのメルマガ会員になりませんか
・投資系インフルエンサーx企業対談セミナー情報配信
・【登録特典】過去開催セミナーのインフルエンサー作成資料プレゼント etc...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!