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FUNDINNO<ファンディーノ>(462A)のIPO初値予想と上場概要紹介

FUNDINNO<ファンディーノ>(462A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、 12月5日に東証グロースに上場予定のFUNDINNO(462A) をご紹介します。

FUNDINNOは、 未上場企業エクイティプラットフォーム事業を運営する企業です。

代表的なサービスとして、国内初・国内シェアNo.1の株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」があります。

スタートアップへの資金調達機会と投資家への投資機会を提供しているワン!

想定時価総額は131.7億円で、証券・商品先物取引業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
かぶリッジ公式ロゴ

執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

FUNDINNOのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

スクロールできます
上場日12月5日(木)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上~1.3倍未満
※想定価格の570円から、570円~740円
企業Webサイトhttps://fundinno.com/
取り扱い証券野村證券(主)、岡三証券、SBI証券、東洋証券、東海東京証券 など

主幹事は野村證券だよ!

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FUNDINNOのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

スクロールできます
想定価格570円
仮条件11月18日(火)発表予定
ブックビルディング期間11月19日(水)~11月25日(火)
当選発表日11月26日(水)
公開価格11月26日(水)発表予定
申込期間11月27日(木)~12月2日(火)
上場日12月5日(金)
初値12月5日(金)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

FUNDINNOのIPO初値予想

FUNDINNOの評価

想定時価総額131.7億円、吸収金額約15.8億円の中小型案件です。

オファリングレシオが約10.5%と低めで売り圧力は比較的抑えられている点は評価できます。

また、株式投資型クラウドファンディングという成長市場を手掛ける点は、テーマ性として一定の魅力があります。

一方、公募比率が約3.6%と非常に低く、売出し中心の構成である点はマイナス材料です。

さらに、前期は売上高が減少し、経常損失約14億円と大幅な赤字を計上しており、業績面での不安要素も大きくなっています。

12月の上場ラッシュで投資家の資金が分散する可能性もあり、需給面では厳しい環境が予想されます。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=570円~740円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:570

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

FUNDINNOの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
野村證券(主)%
岡三証券%
SBI証券%
東洋証券%
東海東京証券%
松井証券%
岩井コスモ証券%
フィリップ証券%
今村証券%
三田証券%
楽天証券%
マネックス証券%
割当率・割当株数は11月26日に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

マネックス証券バナー

大株主情報

筆頭株主の株式会社JCCは、FUNDINNOの代表取締役CEO柴原祐喜氏と代表取締役COO大浦学氏が共同で設立した資産管理会社です。

両者の出資比率は50:50だよ!

なお、柴原氏と大浦氏の個人名義も、それぞれ第9位の大株主に名を連ねています。

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株主名比率
株式会社JCC17.42%
平石 智紀6.06%
松井 宏記4.14%
i-Lab5号投資事業有限責任組合3.06%
藤井 優紀2.32%
株式会社岡三証券グループ2.27%
三菱UFJ信託銀行株式会社2.27%
松岡 司1.80%
柴原 祐喜1.75%
大浦 学1.75%
上位10名を記載

創業者の資産管理会社が筆頭株主で、VC比率は約7%程度となっているね!

FUNDINNOの業績情報

FUNDINNO業績情報
2023年10月期より連結業績を採用
FUNDINNO業績2
EPSは左軸、BPSは右軸
2023年10月期より連結業績を採用
スクロールできます
決算期2020年10月2021年10月2022年10月2023年10月2024年10月
営業収益2856016666001,184
成長率+110.9%+10.8%-9.9%+97.3%
経常利益-464-493-1,054-1,430-1,076
成長率
経常利益率
当期純利益-466-495-1,057-1,433-1,421
成長率
EPS-42.6-35.7-67.2-78.0-66.0
BPS25.1124.857.6204.7188.5
目論見書を基に、かぶリッジ作成
※2023年10月期より連結決算へ移行。

直近5期の業績は、売上高(営業収益)が2024年10月期に大きく伸長(前期比+97.3%)しており、主力のプライマリー領域の取扱高(GMV)拡大が背景にあります。

一方で、研究開発・人材投資を継続しているため経常は赤字継続となっています。

同社は「未上場エクイティ・プラットフォーム」を単一セグメントで展開し、手数料収益はGMV×テイクレートで決まります。

2024年〜2025年にかけてもGMVや特定投資家数は着実に増加しており、スケールに応じて収益性改善の余地があるでしょう。

EPSは各期赤字だけど、BPSは2023年に204.7円まで積み上がったよ!

リスク要因としては、スタートアップ投資市場の環境変動や流動性確保の難しさが挙げられます。

しかし、政府の「スタートアップ育成5か年計画」等で市場全体の投資額拡大が掲げられており、外部環境面の追い風も見込まれます。

FUNDINNOの事業内容

FUNDINNOは、「フェアに挑戦できる、未来を創る。」を理念に掲げ、未上場株式市場の民主化を目指す企業です。

個人投資家とスタートアップをつなぐ金融プラットフォームとして、資金供給から成長支援、投資回収までを一貫してサポートしています。

ファンディーノ事業概要
目論見書より引用
目論見書より引用

プライマリー領域(資金調達支援)

プライマリー領域では、スタートアップ企業が投資家から資金を調達するためのプラットフォームを提供しています。代表的なサービスは「FUNDINNO」と「FUNDINNO PLUS+」です。

  • FUNDINNO: アーリーステージのスタートアップが中心。1口10万円から投資でき、ファンや支援者を巻き込みながら資金調達が可能。
  • FUNDINNO PLUS+: ミドル・レイターステージ企業向け。特定投資家や法人投資家を対象とした大規模な資金調達を支援。
  • 特徴: 成約手数料を主な収益源とし、流通取引総額(GMV)×テイクレートで算出。

2024年以降、プライマリー領域が営業収益の約9割を占めており、FUNDINNO PLUS+の拡大によって高収益化を進めています。

グロース領域(成長支援)

グロース領域では、資金調達後のスタートアップの成長を支援するサービスを展開しています。

主要なプロダクトは「FUNDOOR」と「FUNDINNO GROWTH」です。

  • FUNDOOR: 株主管理や経営管理を支援するSaaS型プラットフォーム。
  • FUNDINNO GROWTH: CxO人材などの採用支援を行い、企業の成長段階に応じた経営体制を強化。
  • 特徴: 経営管理のDX化と人材支援により、スタートアップの持続的成長を促進。

この領域では、スタートアップの経営課題を包括的にサポートし、プラットフォームの信頼性向上とリピート利用につなげています。

セカンダリー領域(流動化支援)

セカンダリー領域は、投資家が未上場株式を売却し、投資回収を行うための仕組みを提供しています。主なサービスは「FUNDINNO MARKET」と「FUNDINNO MARKET PLUS+」です。

  • FUNDINNO MARKET: オンラインで未上場株式を売買できる取引プラットフォーム。
  • FUNDINNO MARKET PLUS+: 大口の相対取引を支援し、創業者やVCファンドの売却ニーズに対応。
  • 特徴: 未上場株式に流動性を与え、投資家の資金回収と再投資の循環を生み出す。

これら3つの領域を通じて、FUNDINNOグループは「リスクマネーの循環サイクル」を形成し、未上場株式市場における新たな金融インフラを構築しています。

スタートアップの「資金調達→成長→株式流通」を一気通貫で支える、日本初の仕組みなんだ!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

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企業名上場日市場かぶリッジ予想初値(公開価格比)
クラシコ11/5グロースS(1.7倍以上)2.35倍
NE11/4グロースS(1.7倍以上)1.03倍
インフキュリオン10/24グロースC(1倍~1.3倍未満)0.93倍
サイバーソリューションズ10/23グロースA(1.5倍~1.7倍未満)1.39倍
ユーソナー10/17グロースC(1倍〜1.3倍未満)1.18倍
テクセンドフォトマスク10/16プライムC(1倍〜1.3倍未満)1.19倍
ライオン事務器10/15スタンダードC(1倍〜1.3倍未満)1.76倍
サイプレス・ホールディングス10/8スタンダードD(1倍未満)0.95倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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