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国際計測器(7722)中間期営業利益を65.3%上方修正。配当も5円増額

国際計測器(7722)中間期営業利益を65.3%上方修正。配当も5円増額

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

国際計測器(7722)は、2025年11月5日に「2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績予想及び通期連結業績予想並びに配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。

国際計測器は、バランシングマシン(動釣合い試験機)などの計測機器の製造・販売を主力事業とする企業です。

バランシングマシンとは?

回転体の釣り合いを計測し、振動の原因となる不釣り合いを計測する装置。

今回の発表では、第2四半期(中間期)および通期の業績予想を大幅に上方修正しました。

第2四半期(中間期)の連結業績予想の修正内容は以下の通りです。

前回発表予想今回修正予想増減率
売上高6,0006,946+15.8%
営業利益600992+65.3%
経常利益6001,086+81.0%
親会社株主に帰属する中間純利益350667+90.8%
1株当たり中間純利益25.97円49.49円
※単位は百万円(1株当たり純利益を除く)
同社発表より

売上高は前回予想比15.8%増の69億46百万円と大幅な増収となり、特に注目すべきは営業利益が前回予想から3億92百万円増加し、65.3%増の大幅増益となった点です。

続いて、通期の連結業績予想の修正内容は以下の通りです。

前回発表予想今回修正予想増減率
売上高13,00014,000+7.7%
営業利益1,2001,500+25.0%
経常利益1,2001,500+25.0%
親会社株主に帰属する当期純利益700950+35.7%
1株当たり当期純利益51.95円70.50円
※単位は百万円(1株当たり純利益を除く)
同社発表より

通期についても、営業利益は前回予想比25.0%増の15億円、当期純利益は35.7%増の9億50百万円と、大幅な増益見込みとなっています。

業績好調の背景として、アジアのタイヤメーカーを中心としたバランシングマシンの売上が増加したことが挙げられています。

第3四半期以降もバランシングマシンを中心とする製品の売上が見込まれており、開発要素の高い案件の発生も見込まれていないことから、収益性の高い事業展開が継続する見通しです。

株価の動きを見てみましょう。

修正発表があった翌日の株価は、出来高を伴って株価は大きく上昇しています。

さらに、配当予想も増配へと修正されました。

第2四半期末期末合計
前回発表予想(2025年5月15日)10.00円20.00円30.00円
今回修正予想10.00円25.00円35.00円
前期実績(2025年3月期)10.00円20.00円30.00円

期末配当を5円増額し、年間配当は前回予想の30円から35円へと引き上げられました。

同社は「業績及び総還元性向等を総合的に勘案し、安定かつ継続的な配当を実施していくことを基本方針」としており、業績の上振れを受けた株主還元強化の姿勢が示されています。

なお、2025年11月7日に決算発表の予定です。

詳細は同社IRニュースをご確認ください。

企業情報・株価

企業名国際計測器株式会社
市場・証券コード東証スタンダード・7722
時価総額約103億円
PER・PBR10.37倍・0.88倍
11月5日終値685円
1か月前の株価(10月3日終値)668円
※2025年11月5日時点

ひとこと

国際計測器の業績予想修正は、投資家にとって非常にポジティブなサプライズとなりました!📈

中間期の営業利益が前回予想から65.3%増、通期でも25.0%増という驚異的な上方修正は、同社の事業基盤の強さを物語っています。

特にアジアのタイヤメーカー向けバランシングマシンの需要が好調で、グローバル市場での競争力の高さが際立っていますね✨

配当面でも、期末配当を5円増額して年間35円とし、配当利回りも5%に近い高水準を実現。

株主還元にも積極的な姿勢が評価できます💪

PER10.37倍、PBR0.88倍という割安な水準も魅力的で、今後の成長にさらなる期待が持てそうです👀

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