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ピアラ(7044)ジーニーと資本業務提携契約締結。一時ストップ高。

ピアラ(7044) ジーニーと資本業務提携契約締結。 一時ストップ高。

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

ピアラ(7044)は、12月26日の取引終了後にジーニー(6562)との資本業務提携と、ジーニーを割当先とする第三者割当増資を行うことを発表しました。

ピアラは、化粧品や健康食品を中心にECマーケティング支援を展開する企業です。

主力サービスの通販DXをはじめとした商品開発やブランディング、顧客獲得など、さまざまなマーケティング活動を支援するためのソリューションを提供しています。

実は、ピアラとジーニーは2024年11月14日付で業務提携契約を締結していました。

この時の目的は、ジーニーの保有するSaaSテクノロジーとピアラが持つダイレクトマーケティングのノウハウを融合し、両者の協力体制の強化を図るためで、その時から既に資本業務提携も視野に入っていたようです。

ピアラ ジーニー 業務提携
株式会社ジーニーとの業務提携契約
2024年12月期 第3四半期 決算補足資料」より

そして、業務提携後も両社の検討が続き今回の資本業務提携につながりました。

今回の提携により、ジーニーがもつ最先端の AI 技術とピアラが持つ豊富な広告データを融合し、クライアントは これまで以上にWEB 広告の費用対効果を最大化し、新規顧客の獲得を加速できるように。

具体的には、広告レポートの自動生成や各媒体プラットフォームへの入稿の自動化により人的リソースの削減を図ります。

AIによるリアルタイムの効果測定と分析に基づき改善策を講じられるようになる点も大きなメリットです。

PDCA サイクルを高速化し継続的な効果向上を図ることで、限られた予算で最大の効果を引き出します。

これらは顧客獲得単価(CPA)の改善や広告費用対効果(ROAS) の向上に貢献するでしょう。

両社の強みを活かしたAI活用の広告効率化がどのような影響をもたらすか注目が集まります。

また、ピアラはこの資本業務提携と同時に、ジーニーを割当先とする第三者割当増資を行うことも発表しました。

募集概要は以下の通りです。

近年の業績低迷に伴う業績の早期回復や低下した自己資本比率の回復をさせることが、第三者割当増資の目的です。

以上のような資本業務提携締結と第三者割当の発表により、ピアラの株価は急騰しています。

ピアラ株価
Trading View より

こうした発表が好材料となり、発表翌日の12/27には株価は一時ストップ高になりました。

詳細は同社IR情報をご確認ください。

企業情報・株価

企業名株式会社 ピアラ
市場・証券コード東証スタンダード・7044
時価総額1,809百万円
PBR5.05倍
12/27 終値250円
1ヵ月前の株価
*11/27終値
262円

ひとこと

ピアラとジーニーのAI技術と広告データの融合なんて「次世代マーケティングの土台づくり」という感じでわくわくしちゃいます😍

業績の回復だけでなく効率化や効果向上を目指すあたり、ただのコスト削減にとどまらない攻めの姿勢が垣間見えますよね!!

株価もストップ高になったし、次はどんなサプライズが飛び出すのか引き続き目が離せません👀

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