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フラー(387A)のIPO初値予想と上場概要紹介

フラー アイキャッチ画像

今回はIPO企業の中から、 7月24日に東証グロースに上場したフラー(387A) をご紹介します。

フラーは、 スマートフォンアプリを中心としたデジタル領域全般における事業開発コンサルティング・UI/UXデザイン・システム開発、アプリ利用データ分析等を行う企業です。


想定時価総額は18.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

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目次

フラーのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日7月24日(木)
かぶリッジ独自の初値予想S(1.7倍以上)
※想定価格1,110円から、1,887円以上
企業Webサイトhttps://www.fuller-inc.com/
取り扱い証券SBI証券(主)、野村証券、岩井コスモ証券、SMBC日興証券など

主幹事はSBI証券だよ!

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フラーのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,110円
仮条件1,110~1,170円
ブックビルディング期間7月7日(月)~7月11日(金)
当選発表日7月14日(月)
公開価格1,170円
申込期間7月15日(火)~7月18日(金)
上場日7月24日(木)
初値5,200円

初値は公開価格の4.4倍以上となったね!

フラーのIPO初値予想

フラー IPO評価

想定時価総額18.8億円、吸収金額3.0億円の小型案件です。

2023年に一度上場を中止しており、2年ぶりの再チャレンジとなります。

オファリングレシオが14.6%と低く、売り圧力が比較的弱い点は好材料といえます。

また、スマートフォンアプリやデジタル変革といったトレンド性のある事業内容です。

一方で、公募比率が25.2%と低く、VC保有比率も22.01%とやや高めな点はマイナス。

これらの点から、IPO評価: S(予想レンジ1.7倍以上=1,887円以上)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,110円

IPO初値予想

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

フラーの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SBI証券(主)87.26%239,000株
野村證券5.18%14,200株
岩井コスモ証券0.84%2,300株
SMBC日興証券0.84%2,300株
岡三にいがた証券0.84%2,300株
Jトラストグローバル証券0.84%2,300株
第四北越証券0.84%2,300株
東海東京証券0.84%2,300株
松井証券0.84%2,300株
マネックス証券0.84%2,300株
楽天証券0.84%2,300株
割当率・割当株数は7月14日に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

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大株主情報

大株主の状況は以下の通りです。

第1位の株式会社ヤプリと第2位の株式会社電通グループがほぼ同等の持株比率で主要株主となっています。

また第3位の渋谷修太氏は、創業者で現取締役会長として経営に関与しています。

株主名比率
株式会社ヤプリ19.85%
株式会社電通グループ19.49%
渋谷 修太11.21%
B Dash Fund 4号投資事業有限責任組合8.26%
いばらき新産業創出ファンド投資事業有限責任組合5.07%
地方創生新潟1号投資事業有限責任組合3.37%
山本 公哉2.74%
櫻井 裕基2.45%
山﨑 将司2.33%
同社従業員2.25%
上位10名を記載

VC保有比率は20%を超えているよ!

フラーの業績情報

フラー 業績データ
フラー 業績データ2
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2021年6月2022年6月2023年6月2024年6月
売上高1,0041,2451,5071,517
成長率+24.0%+21.0%+0.7%
経常利益6216610818
成長率+166.1%-34.6%-82.9%
経常利益率6.2%13.3%7.2%1.2%
当期純利益6122512228
成長率+268.1%-45.7%-76.4%
EPS-1.997.476.3-26.8
BPS-2,401.1-1,995.2460.9-1,973.0
目論見書を元に、かぶリッジ作成
単位:百万円
2023 年 5月 9日付で普通株式 1 株につき 10 株の株式分割を実施。2021年の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1 株当たり純資産額及び1 株当たり当期 ( 四半期 ) 純利益又は 1 株当たり当期純損失 を算定。

フラーの業績を見てみると、売上高は2021年6月期から2023年6月期まで右肩上がりで成長してきましたが、2024年6月期は、成長率+0.7%とほぼ横ばいとなりました。

原因として、上半期に案件の失注があり売上が一時落ち込んだことが挙げられますが、下半期の新規顧客獲得により前期並みの売上高を維持しました。

また、2021年6月期に黒字転換を果たした後、2022年6月期には大幅な増収増益を達成しました。

一方で、その後は積極的な人材採用による人件費増加の影響で経常利益が低下しています。

直近の積極的な新卒採用による人件費増加で大幅減益になったんだね!

2024年6月には株式会社ヤプリ及び株式会社電通グループとの資本業務提携を実施しており、今後の事業シナジー効果による成長に期待が持てます。

加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)市場の拡大を背景に、クリエイティブ人材の確保と一気通貫のソリューション提供により、持続的な成長を目指しています。

フラーの事業内容

フラー株式会社は、スマートフォンアプリを中心としたデジタル領域全般で「頼られる存在」として顧客に寄り添う「デジタルパートナー事業」を展開する企業です。

「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」をミッションに掲げ、事業開発からデザイン、システム開発・運用までを一気通貫で提供しています。

同社の提供するソリューションズは以下2つに区分されます。

フラー事業内容1
目論見書より

クライアントワーク

クライアントワークは、スマートフォンアプリ開発等の業務を受託する事業で、売上高の約9割を占める主力事業です。

  • 事業開発コンサルティング:スマートフォンビジネス全般における知見を活かした事業開発支援
  • システム開発:iOS・Androidアプリ、WEBアプリ、クラウドサーバー上のインフラ構築
  • UI/UXデザイン:ユーザー体験を重視したデザインソリューション

エンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクターからなるクリエイティブ人材を「ワンチーム」として配置し、長期的なパートナーシップを前提とした関係を構築しています。

安定した事業基盤を有する大手企業を中心に、DX(デジタルトランスフォーメーション)やMX(モバイルトランスフォーメーション)の課題をワンストップで解決する存在として差別化を図っています。

アプリ分析サービス「App Ape」

フラー事業内容3
目論見書より

「App Ape」は、様々なスマートフォンアプリのユーザー数や利用時間といった利用動向の統計データを提供するサービスです。

  • App Apeダッシュボード:アプリ利用動向の推計データをグラフィカルに参照できるクラウドサービス
  • App Apeオーダーメイド分析:顧客の要件に応じて個別にカスタマイズされた分析レポートを提供

創業以来「アプリのフラー」のブランディングを行い、蓄積したアプリ利用動向の知見やデータ分析ノウハウをクライアントワークにも活用しています。

現在は日本データのみの提供に集中し、採算確保を図りながら、同業他社との差別化要素として機能しています。

千葉県と新潟県の二本社体制により地方拠点を積極活用し、リモートワークなどの新しい働き方を推進してクリエイティブ人材の確保を図っています。

スマホアプリのデジタルパートナーとして、企画から開発・運用まで一気通貫で支援する事業モデルなんだワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
リップス6/30C(1.0倍~1.3倍未満)1.02倍
レント6/30D(1.0倍未満)1.32倍
エータイ6/26B(1.3倍~1.5倍未満)1.69倍
北里コーポレーション6/25D(1.0倍未満)1.49倍
プリモグローバルホールディングス6/24D(1.0倍未満)0.94倍

上場時期が重なり資金が分散されたため、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、全体的に予想を上回るパフォーマンスを見せています。

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