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日本オーエー研究所(5241)のIPO初値予想と上場概要紹介

日本オーエー研究所アイキャッチ画像

今回はIPO企業の中から、12月23日に名証ネクストに上場予定の日本オーエー研究所(5241)をご紹介します。(同日は「令和アカウンティング・ホールディングス」が上場予定です)

日本オーエー研究所は、官公庁や金融法人に向けてシステム開発を行う企業です。

想定時価総額は4.6億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
曽根原大介 株式会社インベストメントブリッジ

監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

目次

日本オーエー研究所のIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月23日(月)
かぶリッジ独自の初値予想D(1.0倍未満)
※想定価格の570円未満
企業Webサイトhttps://www.noar.co.jp/
取り扱い証券Jトラストグローバル証券(主)、SBI証券、岡三証券、楽天証券など

主幹事はJトラストグローバル証券だよ!

日本オーエー研究所のIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格570
仮条件510円~550円
ブックビルディング期間12月6日(金)~12月12日(木)
当選発表日12月13日(金)
公開価格550円
申込期間12月16日(月)~12月19日(木)
上場日12月23日(月)
初値600円

初値は公開価格を9.1%上回ったよ!

日本オーエー研究所のIPO初値予想

日本オーエー研究所初値予想

吸収金額が1.2億円と小さく、公募比率が66.7%と高い点、さらに割安感がある点は初値にプラスの影響となるでしょう。

しかし、流動性リスクのある地方単独上場である点や、前後1週間で12件と多くのIPOが予定されている点は、初値にマイナスの影響をもたらすでしょう。

また、事業内容や業績から成長性を感じにくい点もマイナスの要因となりそうです。

これらの点から、IPO評価: D(予想レンジ1.0倍未満=570円未満)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:570

IPO初値予想

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

日本オーエー研究所の主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
Jトラストグローバル証券(主幹事)87.05%180,200株
SBI証券4.98%10,300株
岡三証券3.00%6,200株
楽天証券3.00%6,200株
丸三証券1.98%4,100株

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
証券会社名取扱数主幹事数抽選方法事前入金
SBI証券9118完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券590完全平等抽選必要
SMBC日興証券5218完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
必要
松井証券670配分予定数量の70%以上を抽選不要
岡三証券493取引実績に応じて優遇抽選不要
マネックス証券516完全平等抽選必要
※取扱数、主幹事数は2023年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の奥山 宏昭氏は同社の代表取締役社長です。

大株主は親族や同社取締役が大半を占めており、VC保有比率は0%となっています。

株主名比率
奥山 宏昭80.50%
奥山 伸子14.33%
田村 信裕2.81%
川東 卓時0.47%
田中 進吾0.47%
関谷 久0.47%
町野 公彦0.47%
尾形 朋輝0.47%
株式会社CIJ0.01%

2025年6月20日まで、180日間のロックアップ期間が設定されているよ!

日本オーエー研究所の業績情報

日本オーエー研究所業績データ
日本オーエー研究所業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月2023年12月
売上高2,3072,2842,5602,4042,731
成長率-1.0%+12.1%-6.1%+13.6%
経常利益12619995737
成長率-84.9%+421.1%-42.4%-35.1%
経常利益率5.5%0.8%3.9%2.4%1.4%
当期純利益8813693926
成長率-85.2%+430.8%-43.5%-33.3%
EPS131.919.7104.158.239.3
BPS606.4629.0734.1786.5814.8
目論見書を元に、かぶリッジ作成
※2022年10月21日付で株式1株につき200株割合で株式分割を実施。EPS、BPSは2019年12月期期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出。

2023年12月期は売上高2,731百万円(前年同期比+13.6%)、経常利益37百万円(前年同期比-35.1%)となりました。

売上高は2023年12月期に最高値を更新している一方で、経常利益および当期純利益は2019年12月期をピークに減少傾向にあります。

しかし2024年12月期の業績予想では、売上高2,915百万円(前年同期比+6.7%)、経常利益109百万円(前年同期比+194.6%)と予想されており、大幅な増益が見込まれています

減益傾向は気になったけど、今期の増益が見込まれている点は安心だね!

日本オーエー研究所の事業内容

日本オーエー研究所は、官公庁と金融法人に向けてシステム開発を提供する企業です。

創業以来展開する、官公庁向けの「公共系事業」と、2007年より開始された銀行・保険会社・証券会社向けの「金融・法人系事業」の2事業が同社の主力事業となっています。

日本オーエー研究所事業内容
目論見書より引用

それぞれ詳しく見ていきましょう。

公共事業

同社の公共事業では、官公庁、自治体、教育分野におけるシステム開発や、大規模なシステム更改を行っています。

以下は主な開発実績。

  • 国税電子申告・納税システム(e-Tax)
    • 国税庁が運営する国税に係る申告・申請・納税のオンラインサービスの開発
  • 輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)
    • 入出港する船舶・航空機および輸出入される貨物について、税関やその他の関係行政機関に対する手続き等の民間業務をオンラインで処理するシステムの開発
  • 社会保険関連システム
    • 日本年金機構での公的年金取り扱いにおける記録管理システム、基礎年金番号管理システムの刷新
  • 航空交通管制情報処理システム
    • 空港の管制塔などで使用される空路設計システム、航空交通管理システムやシミュレータの開発

官公庁でのDXに係るシステム開発を主に行っているんだね

また、これらの他にも図書館でのデジタルアーカイブに係るシステム開発や、金融庁で使用される有価証券報告書電子開示システムの開発など、幅広い分野でのシステム開発を行っています。

日本の官公庁は特にDX化が進んでいないと指摘されることもあり、今後も同社のシステム開発の需要は増していきそうです。

金融・法人事業

金融・法人系事業では、銀行や証券会社、保険会社などの基幹システム及び周辺システムの開発を行っています。

以下は主な開発実績。

  • 銀行
    • 預金や為替になどに係る勘定系システムの開発
    • 与信審査や顧客管理、収益管理などに係る情報系システムの開発
    • インターネットバンキングや営業店端末などに係るチャネル系システムの開発  など
  • 証券会社
    • フロント業務における情報照会システムや注文約定管理、銘柄管理、口座開設、コンプライアンスなどに係るシステムの開発
    • バックオフィス業務における属性管理、残高管理、約定計算、決算処理、帳簿管理などに係るシステムの開発  など
  • 生命/損害保険会社
    • 生保での新契約管理・保全、代理店管理、業績管理などに係るシステムの開発
    • 損保での契約管理、請求、満期管理などに係るシステムの開発  など
  • クレジットカード会社
    • コード決済事業者との共同接続サービスや決済業務に関わるシステムの開発
    • 営業支援、関連請求、与信管理、顧客管理などに係るシステムの開発  など

金融業界におけるバックオフィス業務からフロント業務まで、網羅的なシステム開発を行っています。

特に、同社は今需要が急増しているFintech分野において強みを有しており、今後受注を増やしていく予定とのことです。

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
Terra Drone11/29C(1倍~1.3倍未満)0.92倍
グロービング11/29B(1.3倍~1.5倍未満)1.23倍
ククレブ・アドバイザーズ11/28B(1.3倍~1.5倍未満)1.32倍
ガーデン11/22D(1倍未満)0.96倍
Sapeet10/29B(1.3倍~1.5倍未満)1.52倍
Hmcomm10/28A(1.5倍~1.7倍未満)1.33倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

またガーデンは約1か月ぶりのIPOでしたが、初値は振るわず公開価格を下回りました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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