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GVA TECH<ジーヴァ テック>(298A)のIPO初値予想と上場概要紹介

GVA TECH アイキャッチ画像

今回はIPO企業の中から、12月26日に東証グロースに上場したGVA TECH(298A)をご紹介します。(同日は「フォルシア」と「visumo」が上場予定です)

GVA TECHは、リーガルテックサービスの開発・提供を行う企業です。

想定時価総額は36.5億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
曽根原大介 株式会社インベストメントブリッジ

監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

目次

GVA TECHのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月26日(木)
かぶリッジ独自の初値予想A(1.5倍以上1.7倍未満)
※想定価格790円から、1,185円~1,342円
企業Webサイトhttps://gvatech.co.jp/
取り扱い証券みずほ証券(主)、あかつき証券、岩井コスモ証券、SBI証券など

主幹事はみずほ証券だよ!

GVA TECHのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格790円
仮条件590~690円
ブックビルディング期間12月10日(火)~12月16日(月)
当選発表日12月17日(火)
公開価格690円
申込期間12月18日(水)~12月23日(月)
上場日12月26日(木)
初値700円

初値は公開価格の1.01倍になったね!

GVA TECHのIPO初値予想

GVA TECH 初値予想

36.5億円と想定時価総額が小さく、吸収金額も10.3億円と小さい点は初値にプラスの影響を与えるでしょう。

また、初値が上がりやすいDX関連の案件で公募比率が70.5%と高いこともプラスです。

一方で、上場日の前後一週間でのIPO予定企業数が多く、オファリングレシオがやや高めな点はマイナスの要因となり得ます。

これらの点から、IPO評価:A(予想レンジ1.5倍以上1.7倍未満=1,185円~1,342円と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:790

IPO初値予想

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

GVA TECHの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
みずほ証券(主幹事)91.34%1,192,300株
あかつき証券0.87%11,300株
岩井コスモ証券0.87%11,300株
SBI証券0.87%11,300株
岡三証券0.87%11,300株
極東証券0.87%11,300株
東海東京証券0.87%11,300株
東洋証券0.87%11,300株
松井証券0.87%11,300株
マネックス証券0.87%11,300株
楽天証券0.87%11,300株
割当率・割当株数は、12月17日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
証券会社名取扱数主幹事数抽選方法事前入金
SBI証券9118完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券590完全平等抽選必要
SMBC日興証券5218完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
必要
松井証券670配分予定数量の70%以上を抽選不要
岡三証券493取引実績に応じて優遇抽選不要
マネックス証券516完全平等抽選必要
※取扱数、主幹事数は2023年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の山本 俊氏は同社の代表取締役で弁護士法人GVA法律事務所の代表弁護士も務めています。

また第9位の鄭 炳吾氏は、外資グローバル企業の社員やスタートアップの社長などの経験がある専業投資家です。

株主名比率
山本 俊23.90%
DBJキャピタル投資事業有限責任組合
無限責任組合員 DBJキャピタル株式会社
13.12%
SALESFORCE VENTURES LLC.5.89%
MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 ハヤテインベストメント株式会社
4.64%
株式会社シグマクシス・インベストメント4.43%
INNOVATION HAYATE V Capital 投資事業有限責任組合3.32%
BREW株式会社1.98%
株式会社SBI新生銀行1.77%
鄭 炳吾1.51%
TIS株式会社1.47%
上位10名を記載

「INNOVATION HAYATE V Capital 投資事業有限責任組合」を除く主要株主には180日間のロックアップ期間がかかっているね!

GVA TECHの業績情報

GVA TECH 業績データ
GVA TECH 業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月2023年12月
売上高27133282418728
成長率+392.6%+112.0%+48.2%+74.2%
経常損失-192-189-251-296-430
成長率
経常利益率
当期純損失-194-193-488-297-431
成長率
EPS-128.0-103.1-209.8-114.0-137.6
BPS46.1106.628.8-405.0-438.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成



GVA TECHは、2023年12月期に売上高728百万円(前年比+74.2%)を記録しましたが、経常損失は430百万円となり、2019年12月期以降は赤字が続いています。

サービスの開発や体制強化に伴う人員増強への投資を行ったことが影響しています。

事業の初期段階における投資負担が大きいため、短期的な赤字は避けられない状況です。

今後の収益化に向けた成長が期待されるね!

GVA TECHの事業内容

GVA TECHは、法律とIT技術を組み合わせたリーガルテックサービスの開発・提供を行う企業です。

同社のサービスは、法務業務のDX化を推進するLegalTech SaaS事業と、法務機能のないような企業の登記手続きをサポートする登記事業の二つに分かれます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

LegalTech SaaS事業

同社のLegalTech SaaS事業では、主に大企業・中堅企業の法務部門や法律事務所を対象に、法務事業のDX化を推進しています。

同社開発の法務OS「OLGA」をSaaS型クラウドサービスとして提供し、法務部門全体の工数削減や業務クオリティ向上を支援するとのこと。

「OLGA」の機能は以下の通りです。

AI法務アシスタントモジュール

  • 定型的な相談内容の自動データベース化
  • 依頼案件に対して過去に対応したことのある案件の中からチャットボット形式で類似案件を検索・提案

法務データ基盤モジュール

  • メールやビジネスチャットの集約化
  • 案件の進捗管理、タスク管理、メンバーの工数管理などを実現

AI契約レビューモジュール

  • 契約内容の論点検知
  • 契約内容に関する過去のナレッジ活用
  • 契約書の形式チェック

契約管理モジュール

  • AIによる契約管理台帳の自動作成・管理

AIの技術を用いて全体の工数を減らしているワン!

なお、「OLGA」の各モジュールは個別に導入することも可能。

顧客企業のニーズや既存業務に応じたソリューションをそれぞれで提供できる点が強みとなっています。

登記事業

同社の登記事業では、社内に法務機能がないようなスタートアップ企業や中小企業へ対する登記手続きの支援を行っています。

具体的な支援内容は以下の通りです。

GVA法人登記

  • 指定したフォームへ必要事項を入力することで変更登記に必要な書類を自動生成
  • 法務局から連携される登記情報PDFから変更前の情報を自動で反映する「登記情報自動反映機能」
  • 書類を製本して法務局送付用のレターパックや収入印紙等を購入者にお届けする「かんたん郵送パック」

GVA登記簿取得

  • 24時間365日、Webサイト上から申請可能な履歴事項全部証明書の交付請求

特に、GVA法人登記については既に約2万社の企業で利用されており、着実に売上を伸ばしています。

一方で、政府の統計によれば年間約100万件の変更登記申請が行われており、まだまだシェア拡大の余地があることから将来性にも期待が寄せられます。

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
Terra Drone11/29C(1倍~1.3倍未満)0.92倍
グロービング11/29B(1.3倍~1.5倍未満)1.23倍
ククレブ・アドバイザーズ11/28B(1.3倍~1.5倍未満)1.32倍
ガーデン11/22D(1倍未満)0.96倍
Sapeet10/29B(1.3倍~1.5倍未満)1.52倍
Hmcomm10/28A(1.5倍~1.7倍未満)1.33倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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