インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比225円高、TOPIXが9P高でした。
日銀決定会合で政策金利は据え置く事を決定しました。しかし、2026年4月から国債買い入れの減額ペースを緩める方針を決めました。四半期ごとの減額幅を現状の4000億円から26年4月以降は2000億円に圧縮するとしています。
個別銘柄は、ワコム(6727)が大幅高でした。野村証券が「Buy(買い)」を継続でしたが、目標株価を980円から1100円に引き上げが好感されました。構造改革の実施によってブランド事業の黒字化に目途が立ったことを評価したとしています。
ニッスイ(1332)が買われました。モルガン・スタンレーMUFG証券が新規に強気の「オーバーウエート」とし、目標株価は1020円が好感されました。
ジーネクスト(4179)は、グローバルで加速するAI需要に対応するため、アルメニア共和国にて、次世代AIデータセンター基盤を構築するElevight AIと、GPUクラウド構築に関する公式パートナーとして、戦略的業務提携契約を締結で買われました。
以下の半導体関連が売買を増加させながら上昇しました。
- アドバンテスト(6857)
- ディスコ(6146)
AI半導体向け製造装置で需要獲得を進めている事が材料視されました。
ナブテスコ(6268)が6%高でした。SMBC日興証券が中立の「2」から強気の「1」に格上げで目標株価は2500円から3100円が好感されました。鉄道や防衛事業などの長期増益確度が高まったこと、米国相互関税の影響が限定的と示しています。
一方で、Synspective(290A)がストップ安でした。上場後の一定期間、大株主の保有株売却を制限する「ロックアップ」が17日から解かれ、株式の需給悪化を警戒したネガティブ視されました。
チヨダ(8185)が売られました。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も1250円から1100円に引き下げました。26年2月期の会社計画達成は難しくなってきた事で、さらなる自社株買い期待は後退の方向と示しています。
Terra Drone(278A)が3日続落でした。2~4月期連結決算を発表し、売上高は9億4800万円)、最終損益は1億4900万円の赤字でした。最終赤字が嫌気されました。
今朝のNYダウは299ドル安、ナスダックが180P安、S&P500が50P安でした。
核開発問題を巡るイスラエルとイランの軍事衝突や米政府の関与を巡って緊張が高まった事が嫌気されました。
個別銘柄は、原油が大幅上昇した事を受け、エクソンモービルやシェブロンが買われました。
ヘルスケア大手のヒューマナは、同社が開催した投資家説明会で、2028年までの利益成長見通しに関する最新のアップデートを発表したことが好感され上昇しました。
一方で、トランプ米政権の減税法案を巡り、上院で協議される法案には2028年までに太陽光と風力発電の税制優遇措置を廃止する条項が含まれていることが判明し、以下などが大幅安となりました。
- ファースト・ソーラー
- エンフェーズ・エナジー
- ソーラーエッジ・テクノロジーズ
今日の予定
●6/18(水)
【国内】
4月機械受注(8:50)
5月貿易収支(8:50)
5月訪日外客数(16:15)
【海外】
パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)
米5月住宅着工件数(21:30)
米5月建設許可件数(21:30)
米4月対米証券投資(6/19 5:00)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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