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【株価】ソフトバンクグループ(9984)は買い時なのか?事業内容や業績を分かりやすく解説!

ソフトバンクグループは買い時なのか? アイキャッチ画像

・ソフトバンクグループの今後の業績は?
・ソフトバンクグループ株は買った方が良い?

このようなお悩みを解決します。

かぶリッジの結論

  • ソフトバンクグループは通信事業以外にも金融業なども行っている
  • 株式市場やベンチャー企業の資金調達環境によって大きな利益や損失を計上することがある。
  • ソフトバンクグループ株を買うならネット証券がオススメ

ソフトバンクグループは孫正義会長を筆頭に、通信事業など様々な事業を成長させてきました。

その結果、2025年2月3日時点で時価総額は日本企業の中で第9位となっています。

同社は通信事業会社だと思われがちですが、ここ数年で投資事業を拡大させており、現在では投資事業で得た収益が会社の主軸になっています。

そんな同社の株は買い時なのでしょうか?

今回は、ソフトバンクグループのビジネスモデルや業績予測などを解説していきます。

この記事を読めば、ソフトバンクグループへの投資判断の参考になるワン!

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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

本記事の注意事項

正しい情報をお伝えするために最善を尽くしておりますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。

※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。

目次

ソフトバンクグループはどんな会社?

ソフトバンクグループはどんな会社? 見出し画像

まずは、ソフトバンクグループの概要やビジネスモデルについて見ていきましょう。

会社概要

ソフトバンクグループは、1981年設立の日本を代表する情報・通信事業会社です。

代表取締役 会長兼社長執行役員孫 正義
所在地東京都港区
株価(2025/1/31終値)9,411円
時価総額(2025/1/31終値)約13兆円
配当金(2024年度 予定)44円/株
優待情報なし

同社は、経営理念として「情報革命で人々を幸せに」を掲げており、その内容は以下のようになっています。

ソフトバンクグループは、創業以来一貫して、情報改革を通じた人類と社会への貢献を推進してきました。

人々にとって幸せとは何か。

「愛し愛されること」「日々生きていること」「自己実現」「笑顔」、多くの答えがあると思いますが、幸せとは、「感動すること」と同義であると考えます。

ソフトバンクグループが、何のために事業をしているのか、何を成したいのかといえば、情報革命によって多くの人に感動を得てほしい、そして人々の幸せを増やし、悲しみを減らしたい、ということに尽きます。

コンピューターのパフォーマンスが飛躍的に増大し、超知性のコンピューターすら使いこなせる、今後人類が迎える情報のビッグバン「情報革命」の無限のパワーを、人々の幸福のために正しく発展させていくこと。

今後もこの「志」を原動力に、ソフトバンクグループは成長続けていきます。

情報通信業の企業として、人々の”情報”に焦点を当てているのね!

事業内容

ソフトバンクグループは、大きく分けて以下の事業を展開しています。

  • 持株会社投資事業
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業
  • ソフトバンク事業
  • Arm(アーム)事業
  • その他 … SBE Global、福岡ソフトバンクホークス運営など

主力事業である、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業の収益について見ていきましょう。

決算期損益($ M)
2021年3月期61,913
2022年3月期-29,558
2023年3月期-39,627
2024年3月期5,002

ソフトバンク・ビジョン・ファンドは2017年に設立されたファンドで、高い技術力を持った世界のユニコーン企業を中心に投資を行って来ました。

損益に大きな変動があることが分かりますが、これは投資事業は他の事業と異なり、経済や市場動向に左右されやすいためです。

投資事業でのリスクを抑えるために、同社は他にも様々な事業を展開しています。

特に孫会長がこれから注力していくと明言している、”Arm事業”はここ数年伸びてきており注目です。

代表的な出資先企業

  • Aurora Innovation(米国):大型トラックから小型車まで幅広く統合する自動運転システムの開発
  • Arm(英国):ウァラブルから5G、ARまで幅広い産業を半導体から支えている
Aurora
同社HPより

Auroraは、ソフトバンクグループが2020年にUberの自動運転開発部門を買収して誕生しました。

自動運転システム「Aurora Driver」では、大型トラックから小型車まで幅広く統合する戦略を展開しています。

また同社は2021年に、トヨタ自動車デンソーとの協業も発表。

今後資金調達や保険、メンテナンスなど様々な部分で包括的なサービスを提案できるようになると思われます。

日本の自動車大手とも提携を結んでいるってことは、期待値の高さが伺えるね!

Arm
同社HPより

Armはソフトバンクグループが3.3兆円で買収した半導体企業で、ファンドの投資先としても挙げられます。

Armは2023年9月14日にNASDAQに上場を果たし、上場時の時価総額は約8.4兆円と2023年最大規模の上場となりました。

3.3兆円で買収した時と比べると、倍以上の時価総額になっているね!

そして上場以来も株価は大きく伸び、2025/01/31の株価は159.55ドルであり、上場時の公開価格の約3.1倍まで成長しています。

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ソフトバンクグループの業績・配当政策

ソフトバンクグループの業績・配当

業績:2024年3月期

2024年3月期連結決算の主要項目は以下の通りです。

スクロールできます
(単位:億円)2024/3期2023/3期増減増減率
売上高67,56565,704+1,861+2.8%
投資損益-5,594-8,351+2,757
販管費-29,823-26,953-2,870
税引前利益578-4,691+5,269
親会社の所有者に帰属する当期利益-2,276-9,701+7,425
2024年3月期決算短信より

前期と比較して、増収・増益となり、税引き前利益は黒字転換しましたが、当期利益は赤字が続いています。

また、投資損益は前期より2,757億円改善しましたが、5,594億円の損失となりました。

上記の経営成績に至った主な要因は以下の通りです。

投資損失 5,594億円

  • 持株会社投資事業からの投資損失4,590億円
    • Tモバイル株式関連で+3,711億円の投資利益
    • アリババ株式に係る実現および未実現評価損失9,599億円
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドからの投資損失1,673億円
    • WeWork株式および債権をはじめとする他の投資の公正価値が減少

税引き前利益 578憶円

  • 為替差損 7,031億円
    • 円安となった影響により損失を計上
  • デリバティブ関連利益 1兆5,023億円
    • アリババ株式の株価下落に伴い、同株式の先渡売買契約に係るデリバティブ関連利益を計上

業績:2025年3月期第2四半期

2025年3月期第2四半期連結決算の主要項目は以下の通りです。

スクロールできます
(単位:億円)2025/3 2Q2024/3 2Q増減増減率
営業収益34,69932,270+2,4297.5%
投資損益26,510-9,636+36,146
税引前利益14,611-9,074+23,685
親会社の所有者に帰属する純利益10,053-14,087+24,140
2025年3月期 第2四半期決算 投資家向け説明会資料より

営業収益は前年同期比2,429億円増の3兆4,699億円となりました。

また投資収益も大幅に拡大したことで、親会社に帰属する純利益は同24,140億円増加し、1兆53億円になりました。

以下のグラフは、四半期ごとの投資損益と純利益の推移です。

2025年3月期 第2四半期の投資収益を内訳をまとめると、以下の通りです。

投資利益 2兆6,510億円

  • 持株会社投資事業からの投資利益 2兆1,168億円
    • アリババ株式に係る投資利益1兆2,801億円
    • Tモバイル株式に係る投資利益5,662億円
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドからの投資利益 5,998億円
    • ByteDanceやCoupangなど一部の投資先の公正価値が増加

また、成長に向けて投資を積極的に行っており、合計4,195億円を投資しています。

具体的な投資の内訳は以下の通りです。

  • AIを活用したデータ学習型の自動運転プラットフォームを開発する英国の「Wayve Technologies」へ投資
  • 米国で太陽光発電所の建設および運営を手掛ける持分法適用関連会社の「SBE Global」の持分を追加取得し、同社を子会社化
  • AIや機械学習に特化した半導体チップの設計・開発を手掛ける英国の「Graphcore」を子会社化

増収・増益となっている中、積極的に投資を行っているんだね!

配当政策

剰余金の配当については、中間配当と期末配当の2回実施することを原則としています。

2024年度の配当予想については、中間配当22円、期末配当22円と合わせて年間44円となる予定です。

配当金の推移は以下のようになっています。

会計年度1株あたり配当金配当利回り
2021/344円0.47%
2022/344円0.79%
2023/344円0.85%
2024/344円0.49%
2025/3(予想)44円0.47%
同社HPより

増配をできていなくて、配当利回りも低水準だね…

ソフトバンクグループ株は買うべき?

ソフトバンクグループ株は買うべき? 見出し画像

ソフトバンクグループの株は今が買い時なの?

ソフトバンクグループの収益構造の大半は投資事業となっています。

そのため、ソフトバンクグループ株の上下要因としては、株式市場の動向が大きく関わってきます。

最近の株式市場の動向としては、国内では2025/1/24に利上げが決定され、今後も利上げが続くことが予想されています。

一方、欧州では2025/1/30に4会合連続での利下げが決定し、米国では2024年9月から3会合連続で利下げが行なわれました。

2025/1/29に米FOMCで、3会合続けてきた利下げを停止することが決められたよね。

米大統領選でトランプ大統領が当選し、トランプ政権の政策によって株式市場も大きく影響を受けることが考えられます。

またソフトバンクグループは、chatGPTを開発した「オープンAI」に最大250億ドルを追加出資することを検討しているとの報道も出ています。

出資を決定すれば、AI分野で注目を集めるオープンAIと関係を強固にすることができますが、出資額が巨額であることもあり、「高い買い物になる」との意見も出ています。

この出資が実現したら、ソフトバンクグループはオープンAIの最大の資金提供者になるよ。

現在の株価とともに、各証券会社の株式アナリストによるレーティング・目標株価についても見てみましょう

スクロールできます
更新日証券会社レーティング目標株価
2025/1/28SMBC日興1継続13,000円
2025/1/28野村Buy継続16,000円
2024/12/20ジェフリーズBuy→Hold格下げ9,930円
2024/11/29シティG2継続10,000円
2024/11/14マッコーリーOP継続12,850円
2024/10/16ドイツBuy継続14,000円
2024/09/12モルガンSEqual継続9,000円
2024/07/25SBI買い継続14,400円
2024/06/28東海東京OP継続12,000円
2025年2月3日時点

中立や格下げの評価が多いように感じられるね。

直近6ヶ月の目標株価の中央値は、12,850円となっています。

そのため、2025年1月31日時点の株価が9,411円であることを考えると、多くの証券会社のアナリストは株価は上がると考えていることが分かります。

あくまでも参考程度にするんだワン!

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ソフトバンクグループに投資するには?

ソフトバンクグループ株に投資するには? 見出し画像

ソフトバンクグループ株を実際に取引するにはどうすればいいの?

ソフトバンクグループ(9984)に投資するには、まず証券口座を開設しましょう。

ネット証券なら初心者でもスマホ1台で開設から取引ができるのでオススメです。

今回は、かぶリッジがおすすめする以下のネット証券3社についてご紹介いたします。

SBI証券

SBI_画像
SBI証券の特徴
  • 国内株式個人取引シェアNo.1
  • 単元未満株の取引き手数料が0円
  • 取引でVポイントが貯まる
  • 全IPO企業のうち98.9%を取り扱い(2023年3月通期)

SBI証券は、かぶリッジの「おすすめの証券会社」アンケートで総合1位を獲得しており、ユーザー満足度の高さも特徴のネット証券です。

また、SBIグループ全体で口座開設数は1,300万突破と、日本最大級の証券会社となっています。

界最安値水準であったりとメリットが多い証券会社なので、これから株式投資を始める方は是非口座開設しておきましょう。

三井住友カード・東急カードといったクレジットカードでポイントを貯めながら積立投資もできるよ!

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moomoo証券【次世代の投資アプリ】

moomoo証券

moomoo証券を初めて聞く方が大半なのではないでしょうか?

ナスダック上場企業であるFutu Holdings Limitedのグループ会社で、利用者は世界200ヶ国と地域、2,000万人以上に及んでいます。

moomoo証券の読み方は「モーモー」ではなく、「ムームー」です。

moomoo証券の最大の魅力は、アプリ「moomoo」です。

どんなアプリなんだろう?

moomooを一言で表すと、「次世代投資アプリ」です。

日本株市場にも大きな影響を与えるバフェット氏をはじめとする大口投資家の売買動向やポートフォリオ、国内外マーケットに関する重要ニュースなど、日本株投資に必須の情報をいち早くキャッチすることができます。

実際の利用画面

moomoo ソフトバンク株 買い方

機関投資家と個人投資家のどちらがどれだけ買っているのか明確になり、今後の戦略を立てやすくなります。

また、業績予想を一目でみることができたり、様々な財務指標を確認することが出来るためスマホ一つでテクニカル分析・ファンダメンタル分析が手軽に行え、便利です。

アプリで手軽に分析したい人は、利用するのがおすすめです!

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楽天証券の特徴
  • 取引手数料100円ごとに1ポイント付与
  • 日本株の取引手数料が0円
  • 米国株の最低取引手数料が0円〜(上限は税込22USD・税込0.495%)
  • 楽天銀行との連携「マネーブリッジ」採用

楽天銀行との連携「マネーブリッジ」により、銀行預金から直接、金融商品を購入することができます。

購入時に証券口座に資金が不足している場合は、自動入出金(スイープ)にも対応しているため、銀行口座から投資資金を捻出できます。

中には毎月2万ポイント貯めて、そのままつみたてNISAに使っている人もいるワン!

【まとめ】ソフトバンクグループの株

【まとめ】ソフトバンクグループの株 見出し画像

今回は、ソフトバンクグループ株を購入する方法やソフトバンクグループの今後の動向をご紹介しました。

最後にこの記事の結論をおさらいします。

かぶリッジの結論

  • ソフトバンクグループは通信事業以外に投資事業がメインになっている。
  • 株式市場やベンチャー企業の資金調達環境によって大きな利益や損失を計上することがある。
  • ソフトバンクグループ株を買うならネット証券がオススメ

ソフトバンクグループは、世界的な投資事業会社として、世界・日本の産業のために様々な面から社会を支えています。

今後のArm事業や、孫正義会長の経営手腕に期待し、投資を考えている方は口座開設から始めましょう。

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