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三菱UFJの株価が安い理由3選!なぜ安いのか株価や業績から徹底分析(三菱UFJフィナンシャル・グループ:8306)

・三菱UFJの株価が安いのはなぜ?
・他のメガバンクと比較した強みや弱みは?
・今後の株価や配当はどうなるの?

このようなお悩みを解決します。

かぶリッジの結論

  • 三菱UFJは3つの理由から株価が安くなっている!
  • メガバンクの中で純利益は一番高いが、EPSが低いという弱みもある
  • 三菱UFJの今後の株価を占うのは日銀の金融政策!

三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、三菱UFJ)は、三菱UFJ銀行などを傘下に置く、言わずと知れた日本を代表する金融グループです。

三菱UFJは巨大な企業であるにもかかわらず、「株価が安い」と言われることがあります。

実際に株価が安いと言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回は、三菱UFJの株価が安いと言われる理由や三菱UFJの株価・配当の今後についてわかりやすく解説していきます。

また、最新の決算をアナリスト目線でも解説しています。

かぶリッジ公式ロゴ

執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

森本

監修者:森本 章

1990年 関西大学法学部卒業、三洋証券(株)へ入社。1998年 極東証券(株)へ入社。
(株)極東証券経済研究所では20年超にわたり金融、自動車、ソフトウエア、ゲーム・アミューズメントなどを担当。
23年4月 (株)インベストメントブリッジへ入社し、アナリストとして幅広い企業を担当。
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト。国際公認投資アナリスト

※本記事の注意事項

正しい情報をお伝えするために随時更新を実施しますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。

※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。

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三菱UFJの株価はなぜ安い?理由4つを解説

図解

💡このパートの要約

三菱UFJの株価が安い理由は…

  • 株式分割による株式数増加で、一株あたりの価格が低下
  • コロナショックやマイナス金利という社会状況が悪影響を与えた
  • 株価急上昇により配当利回りが悪化している

三菱UFJはその収益の半分近くを銀行領域が占めています。

そのため銀行を取り巻く状況により、株価は大きく変動するのが事実です。

ここで、同社の株価推移を見てみましょう。

TradingViewより

2023年から2025年にかけて株価が大きく上昇していますが、それまでは低迷していました

また他のメガバンクと比べても半分程度の比較的安価になっています。

何が原因なのかな?

ここからは、三菱UFJの株価が安い理由を3つご紹介します。

発行済株式数がメガバンク最多である

三菱UFJ銀行は直近で株式分割を行なっていませんが、かなり多くの株式を発行していることが特徴です。

三井住友銀行やみずほ銀行と比べると、圧倒的な差があることが分かります。

発行済株式数
三菱UFJフィナンシャルグループ12,067
三井住友フィナンシャルグループ 3,884
みずほフィナンシャルグループ2,513
単位:百万株(小数点以下切り捨て)
各社の25年3月期決算短信に基づく

三井住友銀行が約40億株、みずほ銀行が約25億株であるのに対し、三菱UFJ銀行は約120億株の株式を発行しています。

時価総額で比較すると、三菱UFJ銀行が約28.3兆円、三井住友銀行が約15.8兆円、みずほ銀行が約12.0兆円と首位。

したがって、発行している株式数が多いため、メガバンクの中で株価が最も安いと言えます。

その分、手軽に購入できるってことだね!

コロナショックやマイナス金利政策により、株価が長年停滞していた

近年は株価が絶好調ですが、数年前まで長らく低迷していました。

主な原因はコロナショックマイナス金利政策の2点。

それぞれ見ていきましょう。

マイナス金利政策

2016年1月から長らく続いたマイナス金利は銀行業に大きなダメージとなりました。

マイナス金利政策下では銀行の金利も低くせざるを得ず、利益率や業績が悪化します

この政策により、日本の銀行株は軒並み株安に。

国内預貸金収益や債権利息の減少を背景に、2016年1月29日から株価は下落し不安定になっていました。

図解
TradingViewより

マイナス金利の影響は長らく続いたんだね……

コロナショックの影響

2020年以降、新型コロナウイルスによる世界的な株安の影響を銀行業は大きく受けました。

2020年3月31日、同行は2020年3月期の通期決算において特別損失約3,600億円を計上。

この背景には、2010年代に子会社化したアユタヤ銀行とダイナモン銀行の株価不信があります。

タイのアユタヤ銀行とインドネシアのダナモン銀行の株価が買収時の50%以下にまで下落したことで、大きな損失を受けました。

銀行株は、世界情勢に大きく影響されるから注意しておくワン!

近年の株価騰落率が非常に高く、利回りが低下している

最近は株価がどんどん上がっているよね!

近年の銀行株の伸びは目覚ましいものがあります。

特に三菱UFJ銀行は顕著で、5年前の2020年10月と比べて株価は約5.65倍に上昇。(2020年10月1日と2025年10月1日の終値を比較)

これは三井住友銀行の約4.12倍、みずほ銀行の約3.74倍と比べても圧倒的です。

この株価の伸びに配当政策が追いついていない現状があります。

決算年度配当利回り(実績)
2021年3月6.2%
2022年3月4.22%
2023年3月3.77%
2024年3月2.36%
2025年3月3.18%
各年決算短信を参考にかぶリッジ作成

一時は配当利回り4%を超える高配当銘柄として知られていた同社ですが、近年は利回りが徐々に低下

2025年3月期は最終的に3.18%でしたが、10月9日現在の配当利回りは3%を下回っており、優良株としての魅力が落ちてきている点が、株価の安さに関係している可能性があります。

3%を下回ったのは残念だね……

三菱UFJの事業内容・業績

mufg-business-performance

💡このパートの要約

  • 三菱UFJの事業は銀行業務、信託業務、証券業務、クレジットカード・コンシューマーファイナンス業務に領域が分かれる
  • 当期純利益は直近4年間で連続して1兆円を超過
    25/3期は過去最高となる1兆8,000万円超を達成
  • 多様な収益源海外収益比率の高さを強みとする

三菱UFJは正式には「三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)」という名称であり、銀行以外にも信託や証券、消費者金融など様々な企業を束ねている総合的な金融グループです。

そんな三菱UFJを構成する中心企業にはどのようなものがあるのでしょうか。

事業内容

三菱UFJフィナンシャルグループ事業
同行HPより

事業内容について詳しく知りたいな。

三菱UFJでは、以下4つの事業を運営しています。

銀行業務

銀行業務の中心は三菱UFJ銀行が担っています。

三菱UFJ銀行の純利益は三菱UFJフィナンシャルグループの6割近くを占めており、グループの中でも最も重要な位置づけにある企業です。

また、子会社としてタイのアユタヤ銀行とインドネシアのダナモン銀行を有しており、アジアの資金需要も開拓しています。

信託業務

信託業務は三菱UFJ信託銀行や三菱UFJアセットマネジメント(旧名称:三菱UFJ国際投信)などが担っています。

また、三菱UFJ信託銀行の傘下には、オーストラリアの資産運用会社9社からなるファースト・センティア・インベスターズや、ファンド管理にかかわるソリューションを提供するMUFGインベスターサービスがあります。

証券業務

証券業務では、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社が中間持株会社となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券三菱UFJ eスマート証券などでグループを形成しています。

クレジットカード・コンシューマーファイナンス業務

クレジットカード・コンシューマーファイナンス業務は、クレジットカードでは三菱UFJニコス、コンシューマーファイナンスではアコムがそれぞれ担っています。

業績

業績はどうだったのかな?

三菱UFJの2024年度(2025年3月期)の当期純利益は、前期比+25.0%と大幅な上昇を見せました。

同行決算資料 をもとにかぶリッジ作成
スクロールできます
2018年度
(2019年3月期)
2019年度
(2020年3月期)
2020年度
(2021年3月期)
2021年度
(2022年3月期)
2022年度
(2023年3月期)
2023年度
(2024年3月期)
2024年度
(2025年3月期)
連結業務粗利益37,25739,86339,20939,64045,03047,32548,193
営業費(▲)26,47128,01826,72527,47229,08728,88732,281
連結業務純益10,78511,84412,48412,16715,94218,43715,911
経常利益13,48012,35710,53615,37610,20721,27926,694
当期純利益8,7265,2817,77011,30811,16414,90718,629
単位:億円
同行HPよりかぶリッジ作成。

経常利益は直近7年間で1兆円を超えており、大きな利益創出力を有しています。

当期純利益を見ると過去4年間は1兆円を超えており、大きな損失がなく推移していることも特徴的です。

2020年3月期の純利益の落ち込みはどうして?

株安の理由でも触れたように、2020年3月期は子会社の株価下落による特別損失約3,600億円を計上したためです。

業績に反映され一時は純利益が落ち込みましたが、その後回復を見せています。

同行の収益の強みとして、銀行のみに偏らない多様な収益源海外収益比率の高さがあります。

MUFGの成長を支える事業ポートフォリオ
同行HPより

銀行業や日本市場だけに留まらず、様々な事業や国に収益源を拡げています。

環境の変化に応じて事業領域を拡大しているワン!

2024年度通期決算まとめ

三菱UFJは2025年5月15日、2024年度(2025年3月期)の通期決算を発表しました。

25年3月期の連結最終利益は、前年同期比+25.0%の1兆8,629億円に拡大。

中間期に上方修正された連結最終利益予想の1兆7,500億円を上回りました。

上方修正前の連結最終利益予想は1兆5,000億円だったよ!

2023年度に更新した過去最高益(1兆4,907億円)をさらに更新し、2期連続最高益達成となりました。

また業績が好調であるため、25/3期の年間配当は24/3期よりも23円多い64円となる見込みです。

アナリストのポイント

森本

監修者:森本 章

1990年 関西大学法学部卒業、三洋証券(株)へ入社。1998年 極東証券(株)へ入社。
(株)極東証券経済研究所では20年超にわたり金融、自動車、ソフトウエア、ゲーム・アミューズメントなどを担当。
23年4月 (株)インベストメントブリッジへ入社し、アナリストとして幅広い企業を担当。
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト。国際公認投資アナリスト

森本

好決算なのに株価が大きく上がらなかった理由は、期待されすぎていたことが要因でしょう。

過去最高益という好決算となりましたが、翌日の同社の始値は前日比+1.29%と伸び悩みました。

同社の株価が伸び悩んだ理由の1つに、最大手として期待感が高まっており、マーケットの期待以上を出せなかったことが考えられます。

メガバンクの中では唯一PBR1倍を超えており、期待が高まっていただけに、今回発表の数値が物足りないとの見方が広がったのでしょう。

ただ、2025年度(2026年3月期)の親会社株主に帰属する当期純利益は2兆円と予測しており、引き続きの増益に期待できそうです。

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メガバンク3行を比較!三菱UFJの強みと弱みは?

💡このパートの要約

  • 三菱UFJはメガバンクの中で純利益が最も高い
  • 配当利回りは4%未満だが、26/3期も今期以上の増配を予定しており安定した配当を実施
  • 発行済み株式数が多いため、EPSがメガバンクの中で一番低い

メガバンク他2行と比較して、三菱UFJの強みや弱みを見ていきましょう。

大きく以下の3つの特徴が挙げられます。

純利益がメガバンク最高を達成する規模の大きさ

三菱UFJの強みとして、メガバンクと比較した時に際立つ企業規模の大きさがあります。

メガバンク3行の2025年3月期の通期決算を見てみましょう。

三菱UFJ三井住友みずほ
経常利益2,669,4831,719,4821,168,141
当期純利益1,862,9461,177,996885,433
単位:百万円
※各行の2025年3月期通期決算短信よりかぶリッジ作成。

三菱UFJはメガバンクの中で純利益が最高額を記録しており、その規模の大きさが伺えます。

2022年3月期より当期純利益1兆円超えを維持しており、安定した業績も魅力的です。

2025年3月期通期決算では、当初の計画であった1兆5,000億円を超える、当期純利益1兆8,629億円を達成し、前期比では25.0%増となりました。

4期連続の当期純利益1兆円超えを達成したね!

安定した配当を実施

三菱UFJをはじめとするメガバンクはどれも非減配銘柄であり、安定した配当を実施し続けていることで有名です。

3行とも直近10年ほどを見ても1度も減配をしないどころか年々増配傾向にあります。

三菱UFJの配当は他の銀行と違うのかな?

他のメガバンクと比較してみましょう。

配当利回り(予想)
三菱UFJ3.31%
三井住友3.50%
みずほ3.54%
※2025年3月期の配当予想を元にかぶリッジ作成。
※株価は2025年5月9日の終値

三菱UFJの配当利回りは3.31%と、一般的に高配当と言われる4%を下回っています。

2025年5月現在、メガバンク3行全てで配当利回りが4%を下回っており、高配当と言えるかには疑問が残ります。

しかし、業績好調に伴って、積極的に増配を行っている点は魅力的と言えるでしょう。

配当狙いの投資をするにはもってこいの銘柄だね!

発行済み株式数が多くEPSが低い

他のメガバンクに比べてEPSが低いことも特徴です。

EPSとは

EPSとは1株あたりの当期純利益のことで、企業の収益力や成長性を表しています。

計算式:EPS = 当期純利益 ÷ 発行済み株式数

一般的に、EPSが低いと株価は安くなる傾向にあることを覚えておきましょう。

それでは、各行の発行済み株式数とEPSを比較してみます。

三菱UFJ三井住友みずほ
発行済み株式数12,067,710,920株3,884,445,458株2,539,249,894株
EPS154.37303.26348.70
※各行の2025年3月期決算短信、2025年5月16日時点の各行HPよりかぶリッジ作成。

当期純利益ではメガバンクの中で最大規模であった三菱UFJですが、EPSだと他行より圧倒的に低い水準となっています。

この要因として、発行済株式数の多さがあります。

同行の発行済株式数は日本電信電話(NTT)、ソフトバンク、トヨタ自動車に次ぐ日本4位となっており、その発行済み株式数の多さがゆえにEPSが低く出てしまっています。

三菱UFJの株価や配当は今後どうなる?将来性や見通しを分析

💡このパートの要約

  • マイナス金利政策解除も依然低金利は続く
  • YCCの撤廃により金利上昇の機運が高まる
  • 2025年度も増配を決定!配当性向40%維持目指す

三菱UFJの今後はどうなっていくでしょうか。

株価の推移を見ながら、将来性や今後の見通しを分析していきます。

株価の推移

三菱UFJの株価は今までどのように推移してきたのかな?

三菱UFJの株価推移と上昇・下落要因についてチャートと共に見ていきましょう。

この記事前半のおさらいだワン!

8306
TradingViewより

まず、2016年1月に日銀がマイナス金利を導入したことにより、銀行業務の収益率が悪化し業績も悪化しました。

この政策により、銀行株は軒並み株安となりました。

さらに2016年は、ドイツ銀行の経営危機問題が報じられた年でもあります。

これにより銀行への信用不安が世界中に広がり、日本の銀行株も下落しました。

2020年には新型コロナの拡大のほか、3月には2020年3月期通期決算において特別損失を計上すると発表し、株安に。

その後徐々に回復し、日経平均の上昇および後述するマイナス金利政策の解除に伴い、株価は上がってきています。

森本

銀行株は日本国債10年物利回りにもかなり連動するので、そちらの動向も非常に重要です。

マイナス金利政策解除も依然低金利は続く

2024年3月19日、日銀はそれまで続いていたマイナス金利政策の解除を決定しました。

これにより銀行が金利を高く設定することができ、収益性が改善することが予想されます。

金融機関が短期的な資金の過不足を調整する取引を行うコール市場では、マイナス金利政策下にはマイナスで推移していた金利が、発表後にプラスに転じました。

早速金融政策の影響が出始めているね!

マイナス金利政策は解除され、2025年1月から政策金利は0.50%と改正されましたが、まだまだ低金利であることには変わりません。

ただし、年内に日銀利上げが行われ、過去約30年間破られていなかった「0.5%の壁」を突破する期待もあるため、依然として株価上昇の傾向は続くことが予想されます。

森本

以下の決算説明資料からも分かる通り、利上げが業績に与える影響は絶大です。

今後の金融政策決定会合での金利の動向に注目だワン!

YCCの撤廃は追い風となるか

マイナス金利政策解除と同時期に、日銀はYCC(イールドカーブ・コントロール)の撤廃も決定しました。

YCCとは

YCC(イールドカーブ・コントロール)とは日銀の長短金利操作の金融政策のことです。

短期で政策金利を、長期で国債の金利を操作することで景気を刺激することを目的として実施されました。

国債の金利をある一定の範囲内にコントロールすることで、企業が借り入れた負債の金利などを抑制する方向へ誘導するものです。

これにより貸出業務での金利を高めることができ、収益性の改善につながるとの見方が出ています。

また、将来的な利上げも想定されやすくなり、銀行の株価上昇に追い風となる可能性があるのです。

今後の利上げ発表に期待だね!

2024年度は目標の配当性向40%を達成!2025年度も増配予定!

三菱UFJは配当の方針として、「2024年度(2025年3月期)までに配当性向40%への累進的な引き上げを目指す」としていました。

2025年3月期決算によると、配当性向は40.0%となり目標を達成する見込みです。
※6月末開催予定の定時株主総会において承認されることを前提とした場合

また、2025年3月期の決算で発表されたように、2026年3月期の予想純利益は2兆円、予想年間配当の70円が実現すると、配当性向は40.3%となる見通しです

ここで、直近7年間の1株あたり年間配当金を見てみましょう。

年間中間期末
2026年3月期70円35円35円
2025年3月期64円25円39円
2024年3月期41円20.5円20.5円
2023年3月期32円16円16円
2022年3月期28円13.5円14.5円
2021年3月期25円12.5円12.5円
2020年3月期25円12.5円12.5円
同行HPよりかぶリッジ作成。
※2025年6月27日に開催予定の定時株主総会において承認されることを前提

しっかりと増配してきているね!

また、同行は非減配銘柄ということで、直近10年を見ても1度も減配をしていない、安定した配当を受け取れる企業となっています。

これらが投資家にとって魅力的に映ることで、株価が上昇していくことが期待されます。

今期の三菱UFJの業績にも注目だワン!

【まとめ】三菱UFJの株価が安い理由

三菱UFJの株価が安い理由について、よくわかったよ!

最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。

かぶリッジの結論

  • 三菱UFJは3つの理由から株価が安くなっている!
  • メガバンクの中で純利益は一番高いが、EPSが低いという弱みもある
  • 三菱UFJの今後の株価を占うのは日銀の金融政策!

三菱UFJの株価は日銀の金融政策や特別損失の計上といった要因で安くなっていました

ただし、近年の好調な業績や増配計画、日銀の利上げ期待の高まりにより同行の株は上昇していくことが予想されます。

日銀の政策等によっては株価に大きな変動が生じることから、今後も三菱UFJとそれを取り巻く環境を注視していきましょう。

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