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ミクロン精密(6159)中間期は利益大幅上振れ。売上未達も高付加価値案件が寄与

ミクロン精密(6159) 中間期は利益大幅上振れ。 売上未達も高付加価値案件が寄与

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

ミクロン精密株式会社(6159)は、4月11日15:40の決算発表と同時に「2025年8月期第2四半期(中間期)業績予想と実績値の差異に関するお知らせ」を発表しました。

ミクロン精密は、円筒研削盤をはじめとする工作機械の専業メーカーで、精密加工技術を生かした高付加価値製品の開発・製造・販売を展開しています。

今回の発表では、2025年8月期第2四半期の業績が、前回公表された予想と大きく乖離したことを報告しています。

特に営業利益・経常利益・中間純利益が大幅に上振れたことが注目点です。

詳細な数値は以下の通りです。

スクロールできます
売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する中間純利益1株当たり中間純利益
前回予想(A)3,11023339225752円31銭
実績値(B)2,822374787533108円87銭
増減額(B-A)-288140394276
増減率(%)-9.3%60.2%100.3%107.4%
前期実績(2024年8月期第2四半期)1,951-1241127647円88銭
※単位は百万円

売上の一部が第3四半期以降に繰り越されたことで売上高が予想を下回りました。

一方で、高付加価値な海外案件の寄与や為替差益の計上によって利益面が大きく上振れたことが、差異の理由として挙げられています。

続いて株価推移を見ていきましょう。

4月11日には、前日比+2.76%となる1,488円まで上昇しています。

来週以降の株価動向に注目が集まります。

詳細は同社IRライブラリーをご確認ください。

企業情報・株価

企業名ミクロン精密株式会社
市場・証券コード東証スタンダード・6159
時価総額約114.6億円
PER・PBR11.79倍・0.55倍
2025年4月11日終値1,488円
1か月前の株価(2025年3月11日終値)1,569円

ひとこと

売上は予想未達でしたが、利益は全部門で大幅に上振れ!

営業利益はなんと60%超の増加、経常利益に至っては前回予想比で2倍超という快挙です。

理由を読んでみると、「海外向けの高付加価値案件」と「為替差益」がカギだったとのこと👀

中間純利益も107%増と大幅ジャンプ。この着地はさすがに投資家もニンマリするやつです。

売上未達でも、利益で魅せる。こういうギャップ萌え(?)な銘柄、嫌いじゃないです😉

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