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東武住販(3297)、上期経常を40%上方修正。8か月ぶりの高値。株価停滞脱却なるか。

東武住販(3297)、上期経常を40%上方修正。8か月ぶりの高値。株価停滞脱却なるか。

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

東武住販(3297)は、1月6日15:30に「業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。

東武住販は、山口、福岡を地盤に中古住宅の再生販売事業を主力としており、空家サポートや介護福祉関連も行っています。

住宅

修正内容は2025年5月期第2四半期(中間期)個別業績予想数値を対象としており、以下の通り。

売上高:35億円 → 40億1700万円
営業利益:1億3000万円 → 1億8300万円
経常利益:1億3000万円 → 1億8200万円
中間純利益:9000万円 → 1億2100万円
一株当たりの中間純利益:33.20円 → 44.78円

非連結経常利益を40.0%上方修正したことで、増益率が52.9%増→2.1倍に拡大する見通しとなりました。

同社はこの要因を、自社不動産の売却と、仲介手数料の規制緩和による手数料収入の増加で売上高が当初予想を上回る見通しとなったためとしています。

ただし、経済状況の不透明さを考慮し、2025年5月期通期の業績予想は据え置いています。

発表前後の株価推移は以下の通りです。

12月27日は初値1,116円を付け、一時1,186円と24年5月以来の高値を記録しました。

詳細は同社IRニュースをご確認ください。

企業情報・株価

企業名株式会社東武住販
市場・証券コード東証スタンダード・3297
時価総額30.1億円
PER・PBR15.0倍・0.73倍
1/6 終値1,078
1ヵ月前の株価
*12/6終値
1,034円

ひとこと

同社は2018年6月に2,000円に迫る最高値を記録して以来、長らく株価が停滞し、2024年に入ってからも下落傾向でした。

しかし、業績自体はコロナ禍の影響を受けつつも比較的安定しています。

今後地方における中古住宅や空き家の利活用がますます課題となっていく中で、東武住販は循環型社会を志向した不動産ビジネスを展開する注目企業です。

今回の好業績を踏まえて、株価停滞からの脱却が期待できるかもしれませんね!👆

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