インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前週末比は2644円安、TOPIXは193P安で終了しました。
個別銘柄は、メディカル一光グループ(3353)が買われました。26年2月期連結業績見通しで、売上高525億円(前期比8.5%増)、営業利益19億5000万円(同15.2%増)、純利益12億5000万円(同10.3%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比55円増の120円としたことが好感されました。
Synspective(290A)は、小型SAR衛星の開発・運用やデータ解析などを展開する同社の事業に対して安全保障向け等に需要が拡大が期待され上昇しました。
プライム市場の値上がりが6銘柄でした。
一方で、フジクラ(5803)がストップ安でした。米巨大テック企業によるデータセンター投資計画の縮小などが引き続き嫌気されました。
以下などの半導体関連が売られました。
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
SOX指数の下落率がナスダック指数を大幅に上回る7.6%となりました。SOX指数は2023年11月以来約1年半ぶりの安値水準に売り込まれた事が要因となりました。
以下の石油関連株が売られました。
- INPEX(1605)
- ENEOSホールディングス(5020)
米原油先物相場はWTIの5月限が前日に比べ4.96ドル安の1バレル=61.99ドルと急落が材料視されました。
安川電機(6506)は、25年2月期決算を発表、営業益は502億円で前期比24.3%減となり、従来予想の580億円を下回った事が嫌気されました。
メタプラネット(3350)が一時ストップ安でした。仮想通貨が大幅安となった事が要因となりました。
今朝のNYダウは349ドル安、ナスダックが15P高、S&P500が11P安でした。
米ホワイトハウスのケビン・ハセット国家経済会議(NEC)委員長のテレビ発言を元に、米CNBCが「トランプ氏が中国を除くすべての国に90日間の関税停止を検討している」と報じたことが材料視される場面があったものの、関税停止の報道は「フェイクニュース」だとホワイトハウスが否定するなど、乱高下の激しい動きとなりました。
そうした中、ブロードコムやアプライド・マテリアルズなどの半導体の上昇が目立ちました。
一方、トランプ大統領が中国が米国製品に対する34%の報復関税を撤回しない場合、「50%の追加関税を課す」と警告した事を受け、アリババ・グループ・ホールディングやアップルなどが大幅安となりました。
今日の予定
●4/8(火)
【国内】
2月国際収支・貿易収支(8:50)
3月景気ウォッチャー調査(14:00)
30年国債入札
【海外】
米3年国債入札
【決算】
パルグループホールディングス、ダイセキ、リソー教育、note、三光合成、ダイセキ環境ソリューション、放電精密加工研究所など
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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