インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比989円安、TOPIXは81P安、グロース250は8P安でした。
個別銘柄は、ユナイテッドアローズ(7606)が5%高でした。3月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比14.6%増と15カ月連続で前年実績を上回った事が評価されました。
アダストリア(2685)も上昇しました。3月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.1%増と3カ月ぶりに前年実績を上回った事が好感されました。
以下銘柄などは、円高の進行により輸入コスト負担が低減するとの期待感から買われました。
- 神戸物産(3038)
- ワークマン(7574)
- ニトリホールディングス(9843)
三菱商事(8058)は、2025年度の業績見通し及び株主還元を公表し、取得上限6億8900万株(自己株式を除く発行済み株数の約17%)、または1兆円とする自己株式取得を実施と、今期増配を発表し上昇しました。
KADOKAWA(9468)は、子会社のフロム・ソフトウェアがNintendo Switch2向けの新作を発表した事から5%を超える上昇となりました。
一方で、以下などのメガバンクや地銀が大幅安でした。
メガバンク
- みずほフィナンシャルグループ(8411)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
地銀
- 京葉銀行(8544)
- 名古屋銀行(8522)
- 千葉銀行(8331)
米長期債利回りは、4.23%台から4.02%台にまで一時低下する動きとなり、つれて、日本10年債国債利回りも一時1.34%台にまで低下、昨年8月以来の低下幅となった事が嫌気されました。
日本時間早朝にトランプ米大統領が公表した「相互関税」は日本に対して24%という税率で欧州よりも高くなった事を受け、自動車や半導体などが売られました。
アシックス(7936)は、ナイキの大幅安となった事をきっかけに下落しました。ナイキは、ベトナム生産のウエイトが高く、ベトナムへの46%の高関税発表が警戒材料視されています。
今朝のNYダウは1679ドル安、ナスダックは1050P安、S&P500は274P安でした。
トランプ米政権による世界を標的とした相互関税の発表を受け、世界同時株安が進みました。
エヌビディア 、TSMC、ブロードコムなどの半導体関連が大幅安となり、SOX指数は9%を超える下落となりました。
マイクロソフトが、インドネシア、英国、オーストラリアのほか、米イリノイ、ノースダコタ、ウィスコンシン各州で、データセンタープロジェクトの検討を停止したり、開発を延期している事なども影響しました。
KBW銀行指数が9.86%安でした。シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーなどが大幅下落となりました。
一方で、ジョンソン・エンド・ジョンソンやユナイテッドヘルス・グループなどのディフェンシブ関連の上昇が目立ちました。
今日の予定
●4/4(金)
【国内】
2月家計調査(8:30)
【海外】
米3月雇用統計(21:30)
休場:中国、香港
【決算】
安川電機、壱番屋、アダストリア、あさひ、瑞光、マルマエ、カネコ種苗、岡野バルブ製造など
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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