11月14日(金)☆昨日の日経平均は前日比218円高で終了!エムスリーは増益率拡大でストップ高、ニッパツは減益でストップ安
昨日の日経平均は前日比218円高、TOPIXは22P高で終了しました。
個別銘柄は、エムスリー(2413)がストップ高でした。第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は162億円で前年同期比34.2%増となり、第1四半期の同17.0%増から増益率が拡大が好感されました。メディカルプラットフォーム事業の順調な拡大しました。
スター精密(7729)もストップ高でした。米投資ファンドであるタイヨウ・パシフィック・パートナーズの運営する投資ファンドが、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表、TOB価格は2210円にサヤ寄せする動きとなりました。
デクセリアルズ(4980)は、ストップ高でした。上半期の決算を発表、営業利益は199億円で前年同期比14.7%減となりましたが、通期予想は従来の280億円から390億円へ上方修正が好感されました。
長谷工コーポレーション(1808)が買われました。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.5%増の393億円に伸び、従来の17.3%減益予想から一転して増益で着地が好感されました。通期計画も上方修正しています。
一方で、日本発条(5991)がストップ安でした。半期の決算を発表、営業利益は185億円で前年同期比19.2%減が嫌気されました。シート事業や産業機器事業などが下振れが響きました。
以下の暗号資産関連銘柄が大幅安でした。
- メタプラネット(3350)
- BTCJPN(8105)
- コンヴァノ(6574)
暗号資産(仮想通貨)への投資や保有をする「暗号資産トレジャリー」事業を中核に据える企業を巡り、JPXは関連企業の拡大を抑制する方法を検討との報道がきっかけとなりました。JPX担当は、暗号資産への投資や保有について一律の規制は設けていないとした上で、リスクやガバナンスの点で懸念がある企業には株主・投資家保護の観点から対応しており、引き続き点検すると説明しています。
今朝のNYダウは797ドル安、ナスダックは536P安、S&P500は113P安でした。
個別銘柄は、ナイキが買われました。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の60ドルから75ドルに引き上げが好感されました。
一方で、ウォルト・ディズニーが大幅安でした。2025年7~9月期決算で売上高が市場予想に届かなかった事が嫌気されました。
格安ディスカウントストアのダラー・ツリーが売られました。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価は103ドルに設定がきっかけとなりました。
今日の予定
●11/14(金)
【国内】
9月第三次産業活動指数(13:30)
【決算】
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、ゆうちょ銀行、日本郵政、第一生命ホールディングス、日本ペイントホールディングス、T&Dホールディングス、三菱HCキャピタル、東レ、かんぽ生命保険、大日本印刷、ソニーフィナンシャルグループ、京都フィナンシャルグループ、横浜ゴム、オープンハウスグループ、電通グループ、サイバーエージェント、ヤクルト本社、クレディセゾン、朝日インテック、高砂熱学工業、堀場製作所、近鉄グループホールディングスなど
【海外】
中国10月鉱工業生産(11:00)
中国10月小売売上高(11:00)
中国10月固定資産投資(11:00)
米10月生産者物価指数(PPI)(22:30)
米10月小売売上高(22:30)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
書籍:50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資







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