12月2日(火)☆日経平均は前週末比950円安で終了!メタプラネットは仮想通貨の所得に20%の分離課税検討から売られる、トリケミカル研究所はストップ高
日経平均は前週末比950円安、TOPIXは40P安で終了しました。
個別銘柄は、キヤノン電子(7739)がストップ高でした。親会社であるキヤノンが完全子会社化を目指してTOBを実施を先週発表され、TOB価格は3,650円にさや寄せしました。
トリケミカル研究所(4369)もストップ高でした。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は45.6億円で前年同期比30.2%増が好感されました。同社が手掛ける半導体製造用化学化合物の需要は、生成AIの急速な普及に伴う大規模データセンター投資やPC・スマートフォンへのAI機能搭載の拡大などを背景に増加しています。
以下のメガバンクが買われました。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- みずほフィナンシャルグループ(8411)
日銀の植田和男総裁は1日、名古屋市での金融経済懇談会でのあいさつで、18~19日の金融政策決定会合において「利上げの是非について、適切に判断したい」などと述べ、12月の利上げの可能性が高まった事が追い風となりました。
一方で、メタプラネット(3350)が売られました。政府・与党が暗号資産取引で得た所得について、金額に関係なく一律で20%の所得税を課す調整に入った事が材料視されました。また、暗号資産価格が下落していることも嫌気されました。
浜松ホトニクス(6964)は、ジェフリーズ証券が「Buy」から「Hold」に格下げしました。目標株価を2,000円から1,700円に引き下げがネガティブ視されました。
今朝のNYダウは427ドル安、ナスダックが89P安、S&P500は36P安でした。
個別銘柄は、シノプシスが買われました。米半導体大手のエヌビディアが同社に20億ドル(約3,100億円)を出資したと発表が好感されました。主力の人工知能(AI)半導体の製品開発力を強化します。
一方で、以下の暗号通貨関連が売られました。
- コインベース
- ストラテジー
仮想通貨の運用サービスでサイバー攻撃による資金流出の疑いが明らかになったことで、仮想通貨投資に対する信頼が揺らぎました。
今日の予定
●12/2(火)
【国内】
11月マネタリーベース(8:50)
11月消費動向調査(14:00)
10年国債入札
【海外】
クラウドストライク、マーベル・テクノロジー決算
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