11月25日(火)☆先週の日経平均は前週末比1,751円安で終了!中国が日本渡航控え注意喚起で資生堂など下落、電気興業は決算改善で大幅高
昨日の日経平均は先週末比1,751円安、TOPIXは62P安で終了しました。
個別銘柄は、電気興業(6706)が大幅高でした。先週末に上半期の決算を発表し、営業損益は0.1億円の黒字となり、前年同期比5.4億円の損益改善が評価されました。主力の電気通信関連事業で固定無線関連分野における防災行政無線の需要回復や防衛関連分野における防衛費予算の増額に伴う需要増加などが追い風となりました。
朝日インテック(7747)が週間で20%高でした。野村證券では投資判断「ニュートラル」を継続しているものの、目標株価は2,600円から2,800円に引き上げなどが好感されました。為替前提を円安方向に修正することで業績予想を上方修正などが評価されました。
免疫生物研究所(4570)が買われました。「抗HIV抗体及びその製造方法」について、米特許庁から特許査定の通知を受領したと発表が引き続き材料視されました。画期的なHIV治療薬の開発・製造・販売活動の根幹を支えるとしています。
一方で、以下の銘柄が下落しました。
- 資生堂(4911)
- サンリオ(8136)
- 三越伊勢丹ホールディングス(3099)
中国外務省が、中国国民に対して日本への渡航を控えるよう、注意喚起を行ったことがきっかけとなりました。高市早苗首相による台湾有事を巡る発言を受けた報復措置とみられます。
ニデック(6594)が週間で14%安でした。第1四半期の決算も発表し、営業損益は速報値である615億円の黒字から264億円の赤字に下方修正が嫌気されました。第三者委員会の調査結果内容なども依然として不透明要因となっています。
セルシード(7779)が大幅安でした。第25回新株予約権を発行し、英バークレイズ・バンクに割り当てると発表が嫌気されました。
今日の予定
●11/26(火)
【海外】
米9月住宅価格指数(23:00)
米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米11月リッチモンド連銀製造業指数(24:00)
米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(24:00)
米5年国債入札


