12月5日(金)☆昨日の日経平均は前日比1,163円高で終了!ファナックなどロボット関連が大幅高、日本新薬は筋ジストロフィー治療薬データ公表でストップ高
昨日の日経平均は前日比1,163円高、TOPIXは63P高で終了しました。
個別銘柄は、以下のロボット関連銘柄が大幅高でした。
- ファナック(6954)
- 安川電機(6506)
- ナブテスコ
- シンフォニアテクノロジー
米政府はロボティクス分野に関する大統領令を来年発出することを検討などが追い風となりました。トニック商務長官がロボティクス業界のCEOらと会談、業界の発展を加速させたい考えを示しました。
日本新薬(4516)がストップ高でした。米バイオ企業のカプリコールセラピューティクスと日米での独占販売契約を結んでいる筋ジストロフィー治療薬候補「CAP-1002」について第3相の臨床試験のデータを発表が好感されました。
以下のメガバンクが買われました。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- みずほフィナンシャルグループ(8411)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
日銀が18、19日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げる可能性が強まったとの報道が材料視されました。
一方で、内田洋行(8057)がストップ安でした。経常利益は通期の計画163億円に対して進捗率は20%が嫌気されました。「Windows 10」のサポート終了による更新需要の恩恵が期待されていただけに物足りなさがありました。
日東紡績(3110)が売られました。みずほ証券が「買い」から「中立」に格下げがネガティブ視されました。
今朝のNYダウは31ドル安、ナスダックが51P高、S&P500は7P高でした。
個別銘柄は、メタが買われました。ザッカーバーグCEOがかつて会社の未来と位置づけたメタバース関連部門の2026年予算について最大30%の削減案が協議されており、早ければ1月にもレイオフが実施される可能性があると語った事がきっかけになりました。
一方で、コストコが下落しました。前日引け後に11月の月次の既存店売上高を公表し、予想を下回った事が嫌気されました。
今日の予定
●12/5(金)
【国内】
10月家計調査(8:30)
10月景気動向指数(14:00)
【海外】
米12月ミシガン大学消費者態度指数(24:00)
米9月個人所得(24:00)
米9月個人消費支出(PCE)(24:00)
米9月個人消費支出(PCEデフレーター)(24:00)
米10月消費者信用残高(12/6 5:00)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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