12月11日(木)☆昨日の日経平均は前日比52円安で終了!SMBC日興証券の目標株価引き上げで三井金属鉱業やDOWAホールディングスが上昇、ヘリオスはストップ安
昨日の日経平均は前日比52円安、TOPIXは4P高で終了しました。
個別銘柄は、以下の非鉄金属関連が買われました。
- 三井金属鉱業(5706)
- DOWAホールディングス(5714)
SMBC日興証券が目標価格を引き上げたことがきっかけとなりました。目標株価は前者を11,400円→22,500円、後者を5,500円→7,400円としました。
北海道電力(9509)が5%高でした。2027年早期の再稼働を目指す泊原子力発電の3号機について、鈴木直道知事は10日の道議会で同意を表明したことが好感されました。
TOTO(5332)が上昇しました。ウォシュレットの累計販売台数が11月に7,000万台を突破したと発表しました。累計6,000万台(2022年8月)から3年3か月での達成で、1,000万台単位の積み上げでは過去最速が評価されました。
リガク(268A)が買われました。野村証券が「Buy」を継続し、目標株価を1,300円から1,600円に引き上げたことが好感されました。次世代半導体向け計測装置の販売開始を評価しました。
一方で、ヘリオス(4593)がストップ安でした。脳梗塞急性期治療薬の国内での条件及び期限付き承認の申請について、2025~2026年早期の申請資料のローリングサブミッションは行わず、改めて開発方針を検討するとの報道が嫌気されました。
リベラウェア(218A)が大幅安でした。26年7月期第1四半期(8-10月)の連結最終損益は6億円の赤字がきっかけとなりました。
テラドローン(278A)が9%安でした。インドネシアの子会社のジャカルタ本社ビルで火災が発生したと発表したことが悪材料でした。
今朝のNYダウは497ドル高、ナスダックが77P高、S&P500は46P高でした。
FRBは10日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続となる0.25%の利下げを決定しました。政策金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利は3.5~3.75%となりました。
個別銘柄は、発電システムのGEベルノバが大幅高でした。前日に投資家説明会を開催し、今後数年間にわたり天然ガス火力発電に旺盛な需要が続くとの見通しに基づき、株主還元策を拡充すると発表したことが好感されました。
一方で、エンジニアリングサービスのレジェンヌは、ブラックストーンの関連会社が700万株を売却を公表したことが嫌気されました。
今日の予定
●12/11(木)
【国内】
10-12月期四半期法人企業統計調査(8:50)
11月都心オフィス空室率(13:00)
20年国債入札
【決算】
ビジョナル、アインホールディングス、三井ハイテック、タイミー、ラクスル、巴工業、日本エスコン、3Dマトリックス、ハートシード、オハラ、MacbeePlanet、ネオジャパンなど
【海外】
米11月生産者物価指数(PPI)(22:30)
米30年国債入札
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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