インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比300円高、TOPIXは14P高で終了しました。
個別株は、政府が米国の次世代ミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」構想に協力する検討に入ったとの報道が好感され、以下などの防衛関連が買われました。
- 三菱重工業(7011)
- IHI(7013)
- 日本製鋼所(5631)
牧野フライス製作所(6135)は、アジア系の投資ファンドであるMBKパートナーズが同社に対し非公開化を目的に1株1万1751円でTOBを開始する予定と発表したことで上昇しました。
良品計画(7453)が連日の上場来高値を更新しました。5月度の国内売上高で、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高は前年同月比12.2%増となり、16カ月連続で前年実績を上回った事が好感されました。
TDK(6762)は、東海東京証券が「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価1560円→1820円した事がポジティブ視されました。
EduLab(4427)がストップ高でした。文部科学省が実施する「セキュアな環境における生成AIの校務利用の実証研究事業」で、グループ会社の教育測定研究所が業務を受託した事が好感されました。
また、以下など造船関連の上昇が目立ちました。
- 三井E&S(7003)
- 名村造船所(7014)
一方で、豊田織機(6201)が大幅安でした。トヨタグループのトヨタ不動産から非公開化を目的としたTOBを受け、TOB価格が1株1万6300円と前日の終値の18400円から大幅ディスカント価格が嫌気されました。
クレハ(4023)は、自社株取得枠の拡大もToSTNeT-3による買い付けで需給インパクトへの期待後退から下落しました。
M&A総合研究所(9552)が売られました。野村證券が「Buy」から「ニュートラル」に格下げし目標株価は3600円から1500円に見直しが嫌気されました。業績予想下方修正のほか、M&A仲介事業の成長回復の遅れが要因と説明しています。
今朝のNYダウは 91ドル安、ナスダックは61P高、 S&P500は0.4P高でした。
個別銘柄は、ウェルズ・ファーゴが買われました。FRBが前日に同銀に課していた資産上限規制を解除しました。この規制は過去7年以上に渡って、同銀の規模を制限していたものでしたが、すべての必要な条件を満たしたため解除しました。
一方で、サイバーセキュリティのクラウドストライクが売られました。決算を受けてアナリストの「中立」への投資判断引き下げが嫌気されました。
今日の予定
●6/5(木)
【国内】
4月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米4月貿易収支(21:30)
【決算】
積水ハウス、アインホールディングス、ファースト住建、エイケン工業、トラース・オン・プロダクト
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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