インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比55円安、TOPIXは8P安で終了しました。
個別銘柄は、以下などの半導体関連が買われました。
- ディスコ(6146)
- アドバンテスト(6857)
- ソシオネクスト (6526)
トランプ米政権は、UAEに100万個以上の米エヌビディア製の半導体の輸入を許可する取引を検討しているとの報道から、SOX指数が大幅高となった事がきっかけとなりました。
ソフトバンクグループ(9984)は、4期ぶりに最終黒字確保との発表が好感され上昇しました。SVF事業からの投資利益など損益を押し上げる要因としています。
Vテク(7719)がストップ高でした。26年3月期の営業利益が45億円で前期比2.5倍の見通しが好感されました。半導体・フォトマスク装置事業の回復や成長などを期待しています。
三井松島ホールディングス(1518)もストップ高でした。発行済み株式数の31.3%に当たる350万株、200億円を上限とする自社株買いの実施を発表がポジティブ視されました。同時に230円をベースにした累進配当を実施する事も公表しています。
カメイ(8027)が大幅高でした。発行済み株式総数の12.24%に相当する自己株式460万株を消却と、今期27円の増配を発表した事が好感されました。
一方で、カバー(5253)が大幅安でした。今期の利益予想の伸び率が鈍化する見通しや野村証券のレーティング引き下げが嫌気されました。
ロート(4527)は、26年3月期の営業利益が390億円で同0.2%増の見通しとし、460億円程度の市場コンセンサスを大幅に下回り、10%を超える下げとなりました。医薬品系子会社の受注減継続や薬価改定の影響などを想定しています。
GMO TECH(6026)がストップ安でした。今期の経常利益を3%減益に下方修正と、配当を73.5円減額がネガティブ視されました。
出光興産(5019)が売られました。26年3月期の経常利益が560億円で前期比73.9%減が嫌気されました。
今朝のNYダウは89ドル安、ナスダックが136P高、S&P500が6P高でした。
個別銘柄は、エヌビディアが続伸しました。サウジアラビアの政府系ファンドの傘下企業に人工知能(AI)向け画像処理半導体(GPU)を提供すると発表した事が好感されました。
スーパー・マイクロ・コンピューターが大幅高でした。サウジを拠点とするデータセンター企業データボルト社と複数年のパートナーシップ契約を締結がきっかけとなりました。
一方で、アナリストが投資判断を引き下げたメルクが売られました。
アパレルのアメリカン・イーグルは、第1四半期の暫定決算を公表 通期見通しを取り下げが嫌気されました。
今日の予定
●5/15(木)
【国内】
4月工作機械受注(15:00)
5年国債入札
【決算】
三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、ゆうちょ銀行、ブリヂストン、日本郵政、第一生命ホールディングス、アシックス、T&Dホールディングス、三菱HCキャピタル、エーザイ、かんぽ生命保険、荏原、キオクシアホールディングス、電通グループ、京都フィナンシャルグループ、すかいらーくホールディングスなど
【海外】
米4月生産者物価指数(PPI)(21:30)
米4月小売売上高(21:30)
米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米4月鉱工業生産指数(22:15)
米4月設備稼働率(22:15)
米5月NAHB住宅市場指数(23:00)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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