インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比648円高、TOPIXは52P高で終了しました。
個別銘柄は、富士フイルム(4901)が大幅高でした。子会社フジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズが、バイオ医薬品企業リジェネロン・ファーマシューティカルズと、総額30億ドル超のバイオ医薬品製造契約を締結した事が好感されました。
ジャフコ(8595)は、同社は取得総数350万株、取得総額50億円を上限とする自社株買いと、今期前期比45円増の133円に大幅増配する方針を掲げた事で17%高となりました。
大成建設(1801)は、25年3月期業績予想の上方修正と期末配当を従来計画比80円増額の145円を発表し年初来高値を更新しました。土木事業・建築事業ともに国内の大型工事が順調に進捗したことが主な要因としています。
新日本空調(1952)は、25年3月期の連結経常利益を従来予想の98億円から118億円に上方修正しました。また20円の増配も同時に公表しました。工事採算の改善等により前回予想を上回ったとしています。
コニカミノルタ(4902)は、薄くて曲がるペロブスカイト型太陽電池向け保護膜の生産を2026年度にも始めるとの報道が好感され大幅高となりました。
QPS研究所(5595)は、ウクライナメディアが、同国の軍事情報機関に対し日本がSAR(合成開口レーダー)の画像を含む衛星ベースの地理空間データを提供することで合意した事が材料視され9%高となりました。
アズジェント(4288)がストップ高でした。ヴィカリウスのCTER(継続的脅威エクスポージャー対策)ソリューション「Vicarius VRX」の販売を開始すると発表が好感されました。
一方で、OBC(4733)が大幅安となりました。26年3月期の営業利益が240億円で同10.4%増の見通しを公表しましたが、市場コンセンサスは250億円超の水準であり、ネガティブに捉えられました。
前日より円安が進行した事を受け、以下などが売られました。
- ニトリ(9843)
- セリア(2782)
- 神戸物産(3038)
ブロンコビリー(3091)は、第1四半期決算を発表、営業利益は5.3億円で前年同期比31.5%減となった事を受け7%安となりました。人的資源への積極的な先行投資を行ったことで人件費が増加するとしています。
今朝のNYダウは419ドル高、ナスダックが407P高、S&P500が88P高でした。
トランプ大統領は、中国への関税について「145%ほど高くはならないだろう」と記者団に語り、関税率が今後大幅に下がるとの見方を示した事や、ベッセント米財務長官が一部メディアに対して、関税を巡る日米交渉で「特定の通貨目標を求める考えはない」と述べた事が好感されました。
今日の予定
●4/24(木)
【決算】
中外薬品、富士通、キヤノン、ルネサスエレクトロニクス、野村総合研究所、ニデック、新電工、野村不動産ホールディングス、スタンレー電気、アマノ、日野自動車、エクセディ、東海理化、愛三工業、信越ポリマー、ホギメディ、未来工業、メタウォーター、カワチ薬品、フタバ産業、不二家
【海外】
米3月耐久財受注(21:30)
米3月中古住宅販売件数(23:00)
【海外決算】
プロクター&ギャンブル、インテル、ペプシコ、サウスウェスト航空、メルク
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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