インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比は1298円安、TOPIXは82P安でした。
個別銘柄は、以下が上昇しました。
- 神戸物産(3038)
- セリア(2782)
- ニトリホールディングス(9843)
東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=144円台をつけた事で、円高でメリット株が物色されました。
クオリプス(4894)は、iPS細胞由来心筋細胞シートの再生医療等製品製造販売承認を申請したと発表したことを受けてストップ高になりました。
以下なども買われました。
- セルシード(7776)
- Heartseed(219A)
パルグループホールディングス(2726)が6%高でした。25年2月期の決算を発表、営業利益は237億円で前期比27.1%増となり、従来予想の230億円を上振れる着地が好感されました。
ロート製薬(4527)は、株式の2.3%を保有している英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズでは、同社に対して再生医療事業の縮小などを求める要請した事が材料視されました。
反面、以下などの半導体関連が売られました。
- ディスコ(6146)
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
SOX指数が3.6%安と前日にリバウンドした上げ幅よりも大きな下げとなった事が嫌気されました。
以下の石油関連株は、米原油先物相場が大幅安となった事で下落が目立ちました。
- INPEX(1605)
- 石油資源(1662)
- ENEOSホールディングス(5020)
米国による「相互関税」に対する警戒感が高まるなか、中国との関税の報復措置が止まらない状態となっており、世界経済の悪化懸念が強まり、原油需要の低迷が警戒されています。
以下銘柄は、「EUが自動車の材料として使われる炭素繊維について、原則禁止を検討している」との報道がネガティブ視され売られました。
- 東レ(3402)
- 三菱ケミカルグループ(4188)
- 帝人(3401)
以下は、世界経済の動向を診断する「ドクター・カッパー」の異名を持つ銅相場の下げが続き、下げに拍車を掛けました。
- 三菱マテリアル(5711)
- DOWAホールディングス(5714)
今朝のNYダウは2962ドル高、ナスダックは1857P高、S&P500は474P高でした。
トランプ大統領が自身のSNSで、米国に対して報復措置を取っていない国に対し「90日間の猶予期間を設ける」と記しました。猶予期間中は「相互関税を大幅に引き下げ、10%とする措置を即座に発効する」とした事を受け、NY株式市場は急騰しました。
NYダウは算出開始以来、最大の上げ幅となりました。しかし、中国に対しては「世界の市場に敬意を示してこなかった」として、関税率を即時に125%まで引き上げるとしています。
個別銘柄は全面高の様相で、マグニフィセント7はアルファベット以外、2桁の上昇率となりました。
今日の予定
●4/10(木)
【国内】
3月企業物価指数(8:50)
3月都心オフィス空室率(13:00)
5年国債入札
【海外】
中国3月消費者物価指数(CPI)(10:30)
中国3月生産者物価指数(PPI)(10:30)
米3月消費者物価指数(CPI)(21:30)
米3月財政収支(4/11 3:00)
米30年国債入札
【決算】
ファーストリテイリング、スギホールディングス、U-NEXT HOLDINGS、SHIFT、イオンフィナンシャルサービス、イオンディライト、吉野家HD、ライフコーポ、フジ、OSGなど
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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