10月21日(火)☆日経平均は前週末比1603円高で終了!自民・維新連立政権への期待から買い優勢、ソフトバンクグループが日経平均を394円押し上げ
日経平均は前週末比1603円高、TOPIXは78P高で終了しました。
維新の協力を取り付けたことで21日の首相指名選挙で自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれることが確実視された事などが好感されました。
個別銘柄はソフトバンクグループ(9984)が8.4%高で一銘柄で日経平均を394円押し上げました。
高市氏関連として核融合関連で助川電気工業(7711)がストップ高になった他、以下の防衛関連が買われました。
- 三菱重工業(7011)
- IHI(7013)
通販大手のアスクルがサイバー攻撃を受けシステム障害が発生し、商品の受注などを停止したと発表した影響から、以下のセキュリティ関連も上昇しました。
- FFRIセキュリティ(3692)
- トレンドマイクロ(4704)
以下のステーブルコイン関連がストップ高でした。
- インタートレード(3747)
- Speee(4499)
日本経済新聞が17日「三菱UFJ銀行などの3メガバンクは、円や米ドルといった法定通貨の価値に連動するステーブルコインを共同で発行する」と報じた事が材料視されました。
以下の関西関連が大幅高でした。
- 南海辰村建設(1850)
- 櫻島埠頭(9353)
自民党と日本維新の会が連立政権が実現する可能性が高くなった事で、維新が掲げている「副首都構想」実現の可能性が高まった事が追い風となりました。
一方で、以下が売られました。
- アスクル(2678)
- 良品計画(7453)
アスクルがサイバー攻撃を受けシステム障害が発生し、商品の受注などを停止したと発表しました。配送の一部を委託している無印良品もインターネット販売を停止が嫌気されました。
商品市況の下げが影響し、以下の非鉄金属が下落しました。
- 住友金属鉱山(5713)
- JX金属(5016)
今朝のNYダウは515ドル高、ナスダックが310P高、S&P500は71P高でした。
貿易問題を巡る米中の対立が緩和するとの見方に加え、米連邦政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの思惑から買いが入りました。
個別銘柄は、アップルが過去最高値を更新しました。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の226ドルから315ドルに引き上げが好感されました。
鉄鋼のクリーブランド・クリフスが大幅高でした。同社が世界的な大手鉄鋼メーカーと基本合意書(MoU)を締結したとの発表が材料視されました。
今日の予定
●10/21(火)
【国内】
第219回臨時国会が召集
9月首都圏マンション発売(14:00)
氷見野良三日銀副総裁が都内で講演(13:20)