かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。
ニュース内容
GFA株式会社(8783)は、2025年4月21日に「上場株式のトレーディングによる営業外収益の計上に関するお知らせ」を発表しました。
GFA株式会社は、金融サービス事業におけるファイナンシャル・アドバイザリー事業として、資金調達を計画している上場企業に対して助言および資金調達支援を行う企業です。
今回の発表では、保有する上場有価証券の一部を本日市場内で売却したことにより、営業外収益が発生したことを公表しています。
売買目的有価証券の売却益の詳細は以下の通りです。
同社は2025年3月12日に北浜キャピタルパートナーズ株式会社(2134)の第14回新株予約権の一部を取得しており、本件の取得は純投資目的であることを明らかにしています。
同社は今後も上場企業へのエクイティ投資事業を行い、適宜タイミングを期すことなく収益の追及を積極的に図っていくとしています。
当該の売買目的有価証券運用益は、2026年3月期第1四半期に営業外収益として計上される予定です。
GFA株式会社は東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、金融サービス事業を中心に展開しています。
同社の株価推移は以下のようになっています。

2024年12月に大幅上昇しましたが現在下降傾向が続いており、浮上のきっかけをつかめるかがポイントです。
詳細は同社IRニュースをご確認ください。
企業情報・株価
企業名 | GFA株式会社 |
---|---|
市場・証券コード | 東証スタンダード・8783 |
時価総額 | 約86億円 |
PER・PBR | 12.70倍・3.26倍 |
4月21日終値 | 355円 |
1か月前の株価(3月21日終値) | 458円 |
ひとこと
GFAの最新IR情報を見ると、上場株式のトレーディングによる営業外収益の計上が発表されました。保有する上場有価証券の一部を市場内で売却したことで、なんと7600万円もの営業外収益が発生しています!📈 これはかなりのインパクトと言えるでしょう。
同社は金融サービス事業におけるファイナンシャル・アドバイザリー事業として、資金調達を計画している上場企業に対して助言や支援を行っていますが、今回の取引は純投資目的とのこと。特に注目すべきは、北浜キャピタルパートナーズ株式会社の第14回新株予約権の行使により取得した株式の売却によるものだという点です✨
株価推移をみると、1ヶ月で約18%下落しており、投資家には注意が必要かもしれません。しかし今回のような売買目的有価証券運用益の計上は、2026年3月期第1四半期の業績にプラスの影響をもたらすことが予想されます。👀
時価総額約86億円、PERは12.70倍とやや割高な印象ですが、同社は「適宜タイミングを期すことなく、収益の追及を積極的に引き続き図っていく」と表明しており、今後も同様の収益計上が期待できそうです。投資戦略の巧みさが問われる局面ですね🔍