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マニー株式会社(7730)中国での自主回収を発表、アメリカの関税発動影響も視野に

マニー株式会社(7730) 中国での自主回収を発表、アメリカの関税発動影響も視野に

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

マニー株式会社(7730)は、2025年4月9日大引け後に「2025年8月期 第2四半期(中間期)決算短信」と「中国における『マニーダイヤバー』の自主回収に関するお知らせ」を発表しました。

マニー株式会社は、外科・歯科・眼科領域を中心に、医療用機器を開発・製造・販売している企業です。

縫合針や眼科ナイフ、歯科用治療器具などを展開し、世界120ヵ国以上に製品を輸出するグローバルニッチトップ企業として知られています。

今回の発表では、2025年8月期第2四半期の決算内容とともに、中国市場での主力製品「マニーダイヤバー」について、製品登録情報の記載不備により一部製品を自主回収することが明らかにされました。

製品の品質や安全性には問題ないものの、影響範囲は年間売上25億円規模とされており、業績へのインパクトも注目されています。

内容を以下の表にまとめます。

項目内容
対象製品マニーダイヤバー(登録番号:国械注进 20152172079)
対象国中華人民共和国
回収理由登録情報の記載不備(品質・安全性に問題なし)
影響範囲対象製品の約50%が販売停止(認証取得まで)
売上影響中国での年商 約25億円(2024年8月期実績)
マニー株式会社発表資料より

この対応は、トランプ政権下のアメリカによる関税発動の影響とも無縁ではありません。

世界的な規制強化や貿易管理強化の流れの中で、中国市場への登録制度も厳格化される傾向が見られ、アメリカの関税政策が引き起こした「規制のドミノ」が日本企業にも間接的に波及している側面が伺えます。

関税発動は、製造・登録コストを押し上げ、こうした事務的エラーへの許容度も下がるため、企業には一層の管理体制強化が求められる局面です。

続いて、株価の推移を見ていきましょう。

株価は1か月で約15%下落しており、中国市場の影響を懸念した売りが一定程度出たものと見られます。

ただし、業績見通しや製品の品質に問題がないことが明確にされていることから、今後は落ち着きを取り戻す可能性もありそうです。

詳細は同社IRニュースをご確認ください。

企業情報・株価

企業名マニー株式会社
市場・証券コード東証プライム・7730
時価総額約1,258億円
PER・PBR18.28倍・2.21倍
4月9日終値1,175.5円
1か月前の株価(3月10日終値)1,369.5円

ひとこと

「品質には問題ありません」って言われても、回収って聞くとドキッとするのは投資家の性ですよね。

マニーのダイヤバー、自主回収の理由は「登録書類の記載ミス」。とはいえ、中国市場での年商25億円の主力製品ですから、そりゃあ株価もピリッと反応します😅

でも今回の件、よーく見ると裏側にあるのは「グローバル規制の波」+「アメリカの関税発動による制度強化の余波」とも言えそうです。

関税発動で世界中がピリついて、各国が「じゃあウチも厳しくしようか」ってムード。結果、書類のミスも見逃してくれない厳格社会に…📄💦

こういう時こそマニーの誠実な対応力が試されるところ! 投資家としては、回収後のスピーディな立て直しに期待しちゃいますね✨

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